一周3200mの池の周りを太郎さんと花子さんがそれぞれ一周する。太郎さんの進んだ道のりを $y$ m、時間を $x$ 分としたグラフが与えられている。 (1) 太郎さんが出発して32分後から8分間休憩した。休憩前に毎分何mの速さで進んだかを求める。 (2) 休憩後に太郎さんが進んだ様子を表す直線の式を求める。 (3) 花子さんは太郎さんが出発してから24分後に、太郎さんとは反対の向きに毎分40mの速さで進み始めた。2人が出会うのは太郎さんが出発してから何分後かを求める。

代数学一次関数連立方程式文章問題速さ方程式
2025/7/14

1. 問題の内容

一周3200mの池の周りを太郎さんと花子さんがそれぞれ一周する。太郎さんの進んだ道のりを yy m、時間を xx 分としたグラフが与えられている。
(1) 太郎さんが出発して32分後から8分間休憩した。休憩前に毎分何mの速さで進んだかを求める。
(2) 休憩後に太郎さんが進んだ様子を表す直線の式を求める。
(3) 花子さんは太郎さんが出発してから24分後に、太郎さんとは反対の向きに毎分40mの速さで進み始めた。2人が出会うのは太郎さんが出発してから何分後かを求める。

2. 解き方の手順

(1) 太郎さんは出発して32分で1600m進んでいるので、速さは 160032=50\frac{1600}{32} = 50 m/分。
(2) 休憩後の直線の式を y=ax+by = ax + b とおく。
グラフより、(40, 1600), (60, 3200) を通るので、
1600=40a+b1600 = 40a + b
3200=60a+b3200 = 60a + b
この連立方程式を解くと、
20a=160020a = 1600
a=80a = 80
b=160040×80=16003200=1600b = 1600 - 40 \times 80 = 1600 - 3200 = -1600
よって、休憩後の直線の式は y=80x1600y = 80x - 1600
(3) 花子さんが出発するのは太郎さんが出発してから24分後なので、花子さんが出発した時点での太郎さんの位置は y=80×241600=19201600=320y = 80 \times 24 - 1600 = 1920 - 1600 = 320
花子さんが出発してからの時間を tt 分とすると、太郎さんの位置は 320+80t320 + 80t、花子さんの位置は 40t40t
2人が出会うのは 320+80t+40t=3200320 + 80t + 40t = 3200 のとき。
120t=2880120t = 2880
t=2880120=24t = \frac{2880}{120} = 24
よって、太郎さんが出発してから 24+24=4824 + 24 = 48 分後に出会う。

3. 最終的な答え

(1) 毎分50m
(2) y=80x1600y = 80x - 1600
(3) 48分後

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