問題は以下の通りです。 * 問題5: 2つのチームA, Bが優勝戦を行い、先に2勝した方を優勝チームとする。最初の試合でBが勝った場合にAが優勝する勝負の分かれ方は何通りあるか。ただし、試合では引き分けもあるが、引き分けの次の試合は必ず勝負がつくものとする。 * 問題6: 赤, 青, 白の3個のさいころを投げたとき、可能な目の出方は全部で何通りあり、このうち赤と青の目が等しい場合は何通りあり、赤と青の目の合計が白の目より小さい場合は何通りあるか。 * 問題7: 1050の正の約数は何個あり、その約数のうち1と1050を除く正の約数の和はいくらか。 * 問題8: 大, 中, 小3個のさいころを投げるとき、それぞれの出る目の数を$a$, $b$, $c$とする。$\frac{a}{bc}$が整数とならない場合は何通りあるか。 * 問題9: 十円硬貨6枚, 百円硬貨4枚, 五百円硬貨2枚, 合計12枚の硬貨の中から1枚以上使って支払える金額は何通りあるか。
2025/7/15
1. 問題の内容
問題は以下の通りです。
* 問題5: 2つのチームA, Bが優勝戦を行い、先に2勝した方を優勝チームとする。最初の試合でBが勝った場合にAが優勝する勝負の分かれ方は何通りあるか。ただし、試合では引き分けもあるが、引き分けの次の試合は必ず勝負がつくものとする。
* 問題6: 赤, 青, 白の3個のさいころを投げたとき、可能な目の出方は全部で何通りあり、このうち赤と青の目が等しい場合は何通りあり、赤と青の目の合計が白の目より小さい場合は何通りあるか。
* 問題7: 1050の正の約数は何個あり、その約数のうち1と1050を除く正の約数の和はいくらか。
* 問題8: 大, 中, 小3個のさいころを投げるとき、それぞれの出る目の数を, , とする。が整数とならない場合は何通りあるか。
* 問題9: 十円硬貨6枚, 百円硬貨4枚, 五百円硬貨2枚, 合計12枚の硬貨の中から1枚以上使って支払える金額は何通りあるか。
2. 解き方の手順
* 問題5:
* Aが優勝するためには、Aが2勝する必要がある。最初の試合はBが勝っているので、Aが優勝するパターンは以下の通り。
* Aが2連勝: 1通り
* Aが1勝1敗した後、Aが勝つ: 通り (BAA, ABA)
* Aが1勝した後引き分け、Aが勝つ: 1通り (BASA)
* 引き分けの後Aが1勝、Aが勝つ: 1通り (SABA)
* Aが負けた後引き分け、Aが勝つ: 1通り (BSA)
* 引き分けの後Aが負け、Aが勝つ: 1通り (SBA)
* 引き分けが二回入るケースはない(引き分けの次は必ず勝負がつく)
* 合計: 1 + 2 + 1 + 1 + 1 + 1 = 7通り
* 問題6:
* 3個のサイコロの目の出方は、通り。
* 赤と青の目が等しい場合:赤と青の目が1から6までのいずれかである場合、通り。白いサイコロの目は自由に1から6まで出るので、通り。
* 赤と青の目の合計が白の目より小さい場合:
* 赤と青の合計が2のとき、白は3から6までの4通り。赤と青の組み合わせは(1,1)の1通り。合計1 * 4 = 4通り
* 赤と青の合計が3のとき、白は4から6までの3通り。赤と青の組み合わせは(1,2),(2,1)の2通り。合計2 * 3 = 6通り
* 赤と青の合計が4のとき、白は5から6までの2通り。赤と青の組み合わせは(1,3),(2,2),(3,1)の3通り。合計3 * 2 = 6通り
* 赤と青の合計が5のとき、白は6の1通り。赤と青の組み合わせは(1,4),(2,3),(3,2),(4,1)の4通り。合計4 * 1 = 4通り
* 合計: 4 + 6 + 6 + 4 = 20通り
* 問題7:
* なので、正の約数の個数は個。
* 正の約数の和は。1と1050を除くので、。
* 問題8:
* 全ての目の出方は、通り。
* が整数となる場合を考える。
* のとき、は1から6のいずれでも良いので6通り。 (, )
* のとき、は2,4,6の3通り。 ( or )
* のとき、は3,6の2通り。 ( or )
* のとき、は4の1通り。 ( or or )、 , 4と8はサイコロで出せるので、,
* のとき、は5の1通り。 ( or )
* のとき、は6の1通り。 ( or or or )
* のとき、はなし。 ( or )
* のとき、はなし。 ()
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* のとき、はなし。
* が整数となる組み合わせを考える
*
*
* 全てのケースから整数になるケースを除く。216 - 14 = 202
* 問題9:
* 十円硬貨6枚で支払える金額は0円から60円の7通り。
* 百円硬貨4枚で支払える金額は0円から400円の5通り。
* 五百円硬貨2枚で支払える金額は0円から1000円の3通り。
* 支払える金額の総数は通り。
* ただし、0円の場合を除くので、105 - 1 = 104通り。
3. 最終的な答え
* 問題5: 7通り
* 問題6: 216通り, 36通り, 20通り
* 問題7: 24個, 1925
* 問題8: 202通り
* 問題9: 104通り