S市の過去6年間の8月の降水量を、ある基準となる降水量との差で表した表が与えられている。 (1) 基準より降水量が多かった年が何回あったかを答える。 (2) 1年前の降水量は、6年前の降水量より何mm多いかを答える。 (3) 6年間の降水量の平均が298mmのとき、基準となる降水量を求め、さらにT市の1年前の8月の降水量(S市より5割多い)を求める。

算数平均方程式文章題割合
2025/7/18
## 問題3 の解答

1. 問題の内容

S市の過去6年間の8月の降水量を、ある基準となる降水量との差で表した表が与えられている。
(1) 基準より降水量が多かった年が何回あったかを答える。
(2) 1年前の降水量は、6年前の降水量より何mm多いかを答える。
(3) 6年間の降水量の平均が298mmのとき、基準となる降水量を求め、さらにT市の1年前の8月の降水量(S市より5割多い)を求める。

2. 解き方の手順

(1) 表の中で正の数となっている回数を数える。
(2) 1年前と6年前の降水量の差を計算する。1年前の降水量から6年前の降水量を引く。
(3)
* 基準を xx とすると、6年間の降水量の合計は以下のようになる。
(x+151)+(x253)+(x+199)+(x+212)+(x131)+(x190)(x + 151) + (x - 253) + (x + 199) + (x + 212) + (x - 131) + (x - 190)
* これを整理すると、6x146x - 14 となる。
* 平均が298mmなので、全体の合計は 298×6=1788298 \times 6 = 1788mm。
* よって、6x14=17886x - 14 = 1788 という方程式を解く。
* 次に、T市の1年前の降水量を計算する。S市の1年前の降水量は、x190x - 190 である。T市はS市より5割多いので、T市の降水量は (x190)×1.5(x - 190) \times 1.5 で求められる。

3. 最終的な答え

(1) 3回
(2) -190 - 151 = -341 なので、1年前の降水量は、6年前の降水量より 341mm少ない。したがって、-341mm多い。
(3)
* 6x14=17886x - 14 = 1788
6x=18026x = 1802
x=300.333...x = 300.333...
基準とした降水量は約300mm
* S市の1年前の降水量は 300190=110300 - 190 = 110 mm
T市の1年前の降水量は 110×1.5=165110 \times 1.5 = 165 mm
(1) 300mm
(2) 165mm

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