まず、電車の長さを x m、速さを秒速 v mとします。 鉄橋を渡るのにかかる時間は、電車の先頭が鉄橋に入り始めてから、電車の最後尾が鉄橋を通過するまでの時間です。このとき電車が進む距離は、鉄橋の長さと電車の長さを足したものです。したがって、次の式が成り立ちます。
540+x=40v 同様に、トンネルを通過するのにかかる時間は、電車の先頭がトンネルに入り始めてから、電車の最後尾がトンネルを通過するまでの時間です。このとき電車が進む距離は、トンネルの長さと電車の長さを足したものです。したがって、次の式が成り立ちます。
500+x=25v この2つの式から v を消去します。最初の式を25倍、2番目の式を40倍すると、 25(540+x)=25⋅40v 40(500+x)=40⋅25v 13500+25x=1000v 20000+40x=1000v したがって、
13500+25x=20000+40x 15x=−6500 x=156500=31300 計算ミスがあります。式を整理し直すと、
20000−13500=6500 40x−25x=15x 15x=−6500 15x=−6500 6500=−15x 最初の式を25倍、2番目の式を40倍したので、2式の差を取ることでvを消去します。 40(500+x)−25(540+x)=0 20000+40x−13500−25x=0 6500+15x=0 15x=−6500 計算をやり直します。
2つの式は以下の通りです。
540+x=40v 500+x=25v v=(500+x)/25 これを1番目の式に代入します。
540+x=40⋅(500+x)/25 540+x=58(500+x) 5(540+x)=8(500+x) 2700+5x=4000+8x 3x=−1300 x=3−1300 どこで間違ったか確認します。
トンネルに「隠れていた」という文言から、500−x=25vと考えるようです。 540+x=40v 500−x=25v 上記2式を元に計算すると
540+x=40v=2540(500−x)=58(500−x) 5(540+x)=8(500−x) 2700+5x=4000−8x 13x=1300 v=(500−100)/25=400/25=16 電車の長さは100m、速さは秒速16m。