A君の速さを vA (m/分)、B君の速さを vB (m/分)とします。 問題文より、vB=vA+50です。 55分後に出会うまでに、A君は10分走って5分休むサイクルを3回繰り返し、さらに10分走った後5分休むか、走るかです。
55分 = 15分 * 3 + 10分
A君が走った時間の合計は 10×3+10=40分です。 B君は5分走って5分休むサイクルを5回繰り返し、さらに5分走った後5分休むか、走るかです。
55分 = 10分 * 5 + 5分
B君が走った時間の合計は 5×5+5=30分です。 出会った地点はP地点とQ地点の中間地点なので、A君が走った距離とB君が走った距離は等しいです。
よって、40vA=30vB vB=vA+50を代入すると、40vA=30(vA+50) 40vA=30vA+1500 10vA=1500 vA=150 m/分 vB=vA+50=150+50=200 m/分 P地点からQ地点までの距離を d とします。A君がP地点からQ地点までかかる時間を tA とします。 A君は10分走って5分休むので、休憩時間は走る時間の半分です。
トータルの時間は休憩時間を足すと、tA=tA(走)+tA(休)=tA(走)+2tA(走) 同様に、B君がQ地点からP地点までかかる時間を tB とすると、 tB=tB(走)+tB(休)=tB(走)+tB(走) tB(休)=tB(走)より、tB=2tB(走) 問題文よりtA=tBです。 よって、P地点とQ地点の中間地点までの距離は 40vA=40×150=6000 mです。 P地点からQ地点までの距離は 2×6000=12000 mです。 A君が目的地までかかる時間は tAで、B君も同様にtBです。また、A君が走る時間と休憩時間の比率は2:1であり、B君が走る時間と休憩時間は同じです。 tA=d/vA, tB=d/vB それぞれの走る時間は、tA(走)=32tA, tB(走)=21tB. 目的地に同時に到着したことからtA=tBであり、P地点とQ地点の中間地点までの距離は vA⋅32tA=vB⋅21tBと計算できる。また、tA=vAd、tB=vBd. 55 分後に出会った場所は、d/2=vA×Aさんの走った時間=vA×40, d/2=vB×Bさんの走った時間=vB×30. d/2=150×40=6000, d=12000