湖の周りに1周6kmの道があります。花子さんは自転車で、太郎君は徒歩で同じ地点から同じ方向に同時に出発したところ、40分後に花子さんは1周して太郎君に追いつきました。その後、追いついた地点から互いに反対方向へ同時に出発したところ、24分後に2人は出会いました。花子さんと太郎君のそれぞれの分速を求める問題です。
2025/4/2
1. 問題の内容
湖の周りに1周6kmの道があります。花子さんは自転車で、太郎君は徒歩で同じ地点から同じ方向に同時に出発したところ、40分後に花子さんは1周して太郎君に追いつきました。その後、追いついた地点から互いに反対方向へ同時に出発したところ、24分後に2人は出会いました。花子さんと太郎君のそれぞれの分速を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、道のりの単位をmに統一します。1周6kmは6000mです。
花子さんの分速を (m/分)、太郎君の分速を (m/分) とします。
同じ方向に同時に出発して40分後に花子さんが太郎君に追いついたということは、40分間で花子さんは太郎君より1周分多く進んだことを意味します。したがって、以下の式が成り立ちます。
両辺を40で割ると、
次に、反対方向に同時に出発して24分後に出会ったということは、24分間で2人が進んだ距離の合計が1周分になることを意味します。したがって、以下の式が成り立ちます。
両辺を24で割ると、
上記の2つの式から連立方程式を解きます。
2つの式を足し合わせると、
の値をに代入すると、
したがって、花子さんの分速は200m/分、太郎君の分速は50m/分です。
3. 最終的な答え
花子さんの速さは分速 200 m
太郎君の速さは分速 50 m