大小2つのサイコロを同時に投げたときの、以下の確率を求めます。 (1) 出た目の積が6になる確率 (2) 出た目の積が6にならない確率 (3) 出た目の積が8にならない確率。ただし、出た目の積が8になる確率は $\frac{1}{18}$ である。

確率論・統計学確率サイコロ場合の数
2025/7/16

1. 問題の内容

大小2つのサイコロを同時に投げたときの、以下の確率を求めます。
(1) 出た目の積が6になる確率
(2) 出た目の積が6にならない確率
(3) 出た目の積が8にならない確率。ただし、出た目の積が8になる確率は 118\frac{1}{18} である。

2. 解き方の手順

(1) 出た目の積が6になる確率
大小のサイコロの目をそれぞれ (大, 小) と表します。積が6になる組み合わせは以下の通りです。
(1, 6), (2, 3), (3, 2), (6, 1)
サイコロの目の組み合わせは全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りあります。
したがって、積が6になる確率は 436=19\frac{4}{36} = \frac{1}{9} です。
(2) 出た目の積が6にならない確率
積が6になる確率は 19\frac{1}{9} なので、積が6にならない確率は、1から積が6になる確率を引いたものになります。
119=891 - \frac{1}{9} = \frac{8}{9}
(3) 出た目の積が8にならない確率
問題文で「出た目の積が8になる確率は 118\frac{1}{18} である」と与えられています。
したがって、積が8にならない確率は、1から積が8になる確率を引いたものになります。
1118=17181 - \frac{1}{18} = \frac{17}{18}

3. 最終的な答え

(1) 出た目の積が6になる確率: 19\frac{1}{9}
(2) 出た目の積が6にならない確率: 89\frac{8}{9}
(3) 出た目の積が8にならない確率: 1718\frac{17}{18}

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