1から3の数字が書かれた3枚のカードを並べて3桁の整数を作る。起こりうる結果がすべて列挙されている。このうち、3桁の整数が偶数である場合の数を求め、偶数になる確率pを計算する。

確率論・統計学確率場合の数順列偶数
2025/7/16

1. 問題の内容

1から3の数字が書かれた3枚のカードを並べて3桁の整数を作る。起こりうる結果がすべて列挙されている。このうち、3桁の整数が偶数である場合の数を求め、偶数になる確率pを計算する。

2. 解き方の手順

まず、起こりうるすべての結果の数を確認する。リストには、123, 132, 213, 231, 312, 321の6つの結果が記載されている。したがって、起こりうる結果は6通りである。
次に、これらの3桁の整数のうち、偶数であるものを探す。偶数であるためには、一の位が偶数でなければならない。
* 123: 一の位が3なので奇数
* 132: 一の位が2なので偶数
* 213: 一の位が3なので奇数
* 231: 一の位が1なので奇数
* 312: 一の位が2なので偶数
* 321: 一の位が1なので奇数
したがって、偶数であるのは132と312の2つである。つまり、偶数になる場合は2通りある。
確率pは、「偶数になる場合の数」を「起こりうるすべての結果の数」で割ることで求められる。
p=偶数になる場合の数起こりうるすべての結果の数=26=13p = \frac{\text{偶数になる場合の数}}{\text{起こりうるすべての結果の数}} = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}

3. 最終的な答え

起こりうる結果は 6 通り。
偶数になる場合は 2 通り。
したがって、偶数になる確率pは、p = 1/3 である。

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