(1) X=1となるのは、1回目に赤玉を取り出す場合のみである。 赤玉が出る確率は 41である。 (2) 2回の試行で青玉を2回取り出して試行を終了する確率は、1回目と2回目に青玉が出る確率である。
青玉が出る確率は 41であるから、確率は (41)2=161である。 (a) 青玉を2回取り出す
(b) 1回目に赤以外が出て、2回目に赤が出る
(c) 1回目に白が出て、2回目に白が出る
の3通りがある。
(a)の確率は161であることは既に求めた。 (b)の確率は43×41=163である。 (c)の確率は42×42=164=41である。ただし2回白が出たら試行終了なので、これは条件を満たす。 よって、X=2となる確率は 161+163+164=168=21 (3) X=4となるのは、3回目まで終了せずに、4回目に終了する場合である。 終了条件は、赤玉を1回取り出す、青玉を2回取り出す、白玉を3回取り出す、のいずれかである。
4回目に赤が出る場合:1, 2, 3回目は赤以外が出て、4回目に赤が出る。
この確率は 43×43×43×41=25627 4回目に青が出て終了する場合:3回目までに青が1回出ていて、それ以外は白が出ている。そして4回目に青が出る。
3回目までに青が1回、白が2回出る確率は、(13)(41)(42)2=3×41×164=6412=163 したがって、確率は 163×41=643=25612 4回目に白が出て終了する場合:3回目までに白が2回、青か赤が1回出ている。そして4回目に白が出る。
3回目までに白2回、青1回出る確率は、(23)(42)2(41)=3×164×41=6412=163 3回目までに白2回、赤1回出る確率は、(23)(42)2(41)=3×164×41=6412=163 したがって確率は (163+163)×42=166×42=6412=25648 よって、X=4となる確率は 25627+25612+25648=25687 X=1のとき P(X=1)=41 X=2のとき P(X=2)=21 X=3のとき。3回目に終了する場合、3回目に赤玉が出る確率、3回目に青玉が出る確率、3回目に白玉が出る確率の和になる。 3回目に赤玉が出る確率は、 43×43×41=649 3回目に青玉が出る確率は、(41×42+42×41)×41+43×43×41=648=642=648=648 164⋅41=644 3回目に白玉が出る確率は、$\frac{1}{4}\frac{1}{4}\frac{2}{4} +\frac{1}{4}\frac{2}{4}\frac{1}{4}+ \frac{2}{4}\frac{1}{4}\frac{1}{4}= \frac{6}{64}= \frac{3}{64}= \frac{12}{64}=\frac{3}{64} \frac{3}{64}\cdot\frac{2}{4}=
期待値 = 41×1+21×2+25687×4.