袋の中に赤い玉が4個、青い玉が1個入っている。この中から同時に2個取り出すとき、2個とも赤い玉である確率を求めよ。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/7/16

1. 問題の内容

袋の中に赤い玉が4個、青い玉が1個入っている。この中から同時に2個取り出すとき、2個とも赤い玉である確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、袋の中にある玉の総数を計算します。
玉の総数は、赤い玉の数と青い玉の数を足したものです。
4+1=54 + 1 = 5
したがって、玉の総数は5個です。
次に、2個の玉を取り出す全ての場合の数を計算します。これは、5個の中から2個を選ぶ組み合わせの数であり、5C2_{5}C_{2} で表されます。
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10_{5}C_{2} = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
したがって、2個の玉を取り出す全ての場合の数は10通りです。
次に、2個とも赤い玉である場合の数を計算します。これは、4個の赤い玉の中から2個を選ぶ組み合わせの数であり、4C2_{4}C_{2} で表されます。
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6_{4}C_{2} = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
したがって、2個とも赤い玉である場合の数は6通りです。
最後に、2個とも赤い玉である確率を計算します。
確率は、2個とも赤い玉である場合の数を、2個の玉を取り出す全ての場合の数で割ったものです。
610=35\frac{6}{10} = \frac{3}{5}
したがって、2個とも赤い玉である確率は 35\frac{3}{5} です。

3. 最終的な答え

35\frac{3}{5}

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