加法定理を用いて、$\tan 105^\circ$ の値を求める問題です。

幾何学三角比加法定理tan角度
2025/7/16

1. 問題の内容

加法定理を用いて、tan105\tan 105^\circ の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

tan105\tan 105^\circ を求めるために、加法定理を利用します。105105^\circ45+6045^\circ + 60^\circ と分解し、tan(A+B)=tanA+tanB1tanAtanB\tan(A+B) = \frac{\tan A + \tan B}{1 - \tan A \tan B} を利用します。
まず、A=45A = 45^\circB=60B = 60^\circ とすると、tan45=1\tan 45^\circ = 1tan60=3\tan 60^\circ = \sqrt{3} となります。
加法定理の公式に代入すると、
tan(45+60)=tan45+tan601tan45tan60\tan (45^\circ + 60^\circ) = \frac{\tan 45^\circ + \tan 60^\circ}{1 - \tan 45^\circ \tan 60^\circ}
tan105=1+3113=1+313\tan 105^\circ = \frac{1 + \sqrt{3}}{1 - 1 \cdot \sqrt{3}} = \frac{1 + \sqrt{3}}{1 - \sqrt{3}}
分母を有理化するために、分子と分母に 1+31 + \sqrt{3} を掛けます。
tan105=(1+3)(1+3)(13)(1+3)=1+23+313=4+232=23\tan 105^\circ = \frac{(1 + \sqrt{3})(1 + \sqrt{3})}{(1 - \sqrt{3})(1 + \sqrt{3})} = \frac{1 + 2\sqrt{3} + 3}{1 - 3} = \frac{4 + 2\sqrt{3}}{-2} = -2 - \sqrt{3}

3. 最終的な答え

23-2 - \sqrt{3}

「幾何学」の関連問題

写真には、三角形ABCとその高さHが描かれており、$c \sin A = a \sin C$ や $\frac{c}{\sin C} = \frac{a}{\sin A}$ という式が書かれています。...

正弦定理三角形三角比幾何
2025/7/16

画像には三角形ABCがあり、頂点Cから辺ABに垂線CHが引かれています。辺BCの長さは$a$、辺ABの長さは$c$と表記されています。 画像には $c \sin A = a \sin C$ と書かれて...

三角形正弦定理三角比面積
2025/7/16

問題は、与えられた座標の点がどの象限に位置するかを答える問題です。具体的には、以下の4つの点について、それぞれの象限を答えます。 * 点(-4, 1) * 点(3, -3) * 点(1, ...

座標象限平面
2025/7/16

直角三角形ABCにおいて、点Aから辺BCに下ろした垂線の足をHとする。また、辺BCの長さを$a$とする。AHの長さを求める問題であると推測されます。

直角三角形三角比正弦幾何
2025/7/16

直角三角形ABCがあり、角Aから辺BCへの垂線をAHとする。この時、線分AHの長さを求めたい。図から、線分AHの長さは $a\sin C$ と表されることを示す必要がある。

直角三角形三角比垂線正弦幾何学的証明
2025/7/16

問題は、与えられた三角形ABCにおいて、点Bから辺ACに下ろした垂線の足をHとし、線分BHの長さを求める問題です。辺BCの長さが$a$、角Cが与えられています。また、図から線分BHの長さは$a\sin...

三角形直角三角形三角比正弦
2025/7/16

問題は、角度が35度の場合のサイン(sin)と、角度が20度の場合のコサイン(cos)の値を求めることです。

三角関数サインコサイン角度三角比
2025/7/16

問題は、与えられた直角三角形に対して、sin(33°)とcos(42°)を求める問題です。

三角比sincos直角三角形近似値
2025/7/16

与えられた三角形の残りの辺の長さを求める問題です。 三角形の一辺の長さは4、別の辺の長さは2、そしてその間の角度は120度です。残りの辺の長さを求めます。

三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/7/16

三角形ABCにおいて、$b=3, c=8, A=135^\circ$ のとき、面積Sを求め、S = ア $\sqrt{イ}$ の形で表したときのアとイを答える問題です。

三角形面積三角比正弦幾何
2025/7/16