放物線 $y = ax^2$ ($a > 0$)上に点A, Bがあり、A, Bのx座標はそれぞれ-1, 2である。原点をOとする。三角形OABの面積が9のとき、以下の問いに答える。 (1) aの値を求めよ。 (2) OAに平行でBを通る直線をひき、放物線 $y = ax^2$ との交点をCとするとき、点Cの座標を求めよ。 (3) Oを通り四角形AOBCの面積を2等分する直線の式を求めよ。
2025/7/16
1. 問題の内容
放物線 ()上に点A, Bがあり、A, Bのx座標はそれぞれ-1, 2である。原点をOとする。三角形OABの面積が9のとき、以下の問いに答える。
(1) aの値を求めよ。
(2) OAに平行でBを通る直線をひき、放物線 との交点をCとするとき、点Cの座標を求めよ。
(3) Oを通り四角形AOBCの面積を2等分する直線の式を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) aの値を求める。
点A, Bの座標はそれぞれ(-1, a), (2, 4a)である。
三角形OABの面積は、Oを通りABに平行な直線とy軸の交点をDとして、三角形OAB = 三角形OAD + 三角形OBDで計算できる。
直線ABの式を とすると、
これらを解くと、、。したがって、直線ABの式は 。
y軸との交点Dの座標は(0, 2a)。
よって、三角形OABの面積は、。したがって、。
(2) 点Cの座標を求める。
A(-1, 3), B(2, 12)。直線OAの傾きは -3。
OAに平行でBを通る直線の式は、。点Bを通るので、。よって、。
直線BCの式は、。
点Cは直線BCと放物線 の交点なので、。
。。
。。
点Bと異なる交点なので、。
。
したがって、点Cの座標は (-3, 27)。
(3) Oを通り四角形AOBCの面積を2等分する直線の式を求める。
四角形AOBCの面積は、三角形OAB + 三角形OBC = 9 + 三角形OBC。
三角形OBCの面積は、。
したがって、四角形AOBCの面積は 。面積を2等分するので、。
四角形AOBCの面積を二等分する直線は、ACの中点を通る。
ACの中点は、((-1 + -3) / 2, (3 + 27) / 2) = (-2, 15)。
原点OとACの中点を通る直線の式は、。
3. 最終的な答え
(1)
(2) C(-3, 27)
(3)