円に内接する四角形と、点Aにおける接線STが与えられています。角$\angle BAC = 78^\circ$と$\angle BAT = 35^\circ$がわかっているとき、角$\angle ABD = x$の大きさを求める問題です。

幾何学接線円周角の定理接線と弦の作る角の定理内接四角形
2025/7/16

1. 問題の内容

円に内接する四角形と、点Aにおける接線STが与えられています。角BAC=78\angle BAC = 78^\circBAT=35\angle BAT = 35^\circがわかっているとき、角ABD=x\angle ABD = xの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

- 円周角の定理より、弧BDに対する円周角は等しいので、BAD=BCD\angle BAD = \angle BCDです。
- また、接線と弦の作る角の定理より、BAT=ADB\angle BAT = \angle ADBが成り立ちます。
- 四角形ABCDは円に内接するので、対角の和は180度です。つまり、BCD+BAD=180\angle BCD + \angle BAD = 180^\circが成り立ちます。
- これらの情報を使って、xの値を計算します。
まず、接線と弦の作る角の定理から、
ADB=BAT=35\angle ADB = \angle BAT = 35^\circ
次に、円に内接する四角形ABCDにおいて、BCD=78\angle BCD = 78^\circなので、円周角の定理よりBAD=BCD=78\angle BAD = \angle BCD = 78^\circです。
すると、BAD=78\angle BAD = 78^\circなので、ABD+ADB+BAD=180\angle ABD + \angle ADB + \angle BAD = 180^\circが成り立ちます。
ABD=x\angle ABD = xとおくと、x+35+78=180x + 35^\circ + 78^\circ = 180^\circ
x+113=180x + 113^\circ = 180^\circ
x=180113x = 180^\circ - 113^\circ
x=67x = 67^\circ

3. 最終的な答え

x=67x = 67^\circ

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