円に内接する三角形ABCがある。点Aにおける接線と直線BCの交点をDとする。∠BACの二等分線と辺BCの交点をEとする。AD=9, AC=CD=6とする。 (1) BCの長さを求めよ。 (2) BE:ECを求めよ。 (3) △ABEの面積を求めよ。
2025/7/16
1. 問題の内容
円に内接する三角形ABCがある。点Aにおける接線と直線BCの交点をDとする。∠BACの二等分線と辺BCの交点をEとする。AD=9, AC=CD=6とする。
(1) BCの長さを求めよ。
(2) BE:ECを求めよ。
(3) △ABEの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) BCの長さを求める。
方べきの定理より、 が成り立つ。
, なので、
(2) BE:ECを求める。
角の二等分線の定理より、。
△ADCにおいて、, なので、△ADCは二等辺三角形である。
したがって、
また、接弦定理より、
よって、
△ABCと△DACにおいて、(共通)、
したがって、△ABC∽△DAC
よって、
したがって、
(3) △ABEの面積を求める。
△ABCにおいて、, より、
△ABCと△ABEの面積比は、底辺の比に等しいので、
ヘロンの公式を使って、△ABCの面積を計算する。
3. 最終的な答え
(1) BC =
(2) BE:EC = 3:2
(3) △ABEの面積 =