三角形ABCにおいて、AB=13, BC=12, AC=5である。cos∠BAC = 5/13, sin∠BAC = 12/13である。内接円と辺ABとの接点をD, 辺ACとの接点をEとするとき、ADとDEの値を求め、さらに線分BEと線分CDの交点をP, 直線APと辺BCの交点をQとするとき、BQ/CQの値を求める。
2025/7/17
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、AB=13, BC=12, AC=5である。cos∠BAC = 5/13, sin∠BAC = 12/13である。内接円と辺ABとの接点をD, 辺ACとの接点をEとするとき、ADとDEの値を求め、さらに線分BEと線分CDの交点をP, 直線APと辺BCの交点をQとするとき、BQ/CQの値を求める。
2. 解き方の手順
まず、ADの値を求める。三角形の内接円の性質より、AD = AEである。また、BD = BF, CE = CFである。ここで、AD = xとおくと、AE = xとなる。すると、BD = AB - AD = 13 - x, CE = AC - AE = 5 - xとなる。したがって、BF = 13 - x, CF = 5 - xである。
BC = BF + CFより、12 = (13 - x) + (5 - x)となる。
これを解くと、12 = 18 - 2x, 2x = 6, x = 3となる。したがって、AD = 3。問題文中にAD=1と書いてあるので、これは誤り。
AD = 3なのでAE = 3である。
次に、DEの値を求める。三角形ADEにおいて、AD = AE = 3, ∠BAC = Aである。余弦定理より、
最後に、BQ/CQの値を求める。チェバの定理より、
3. 最終的な答え
AD = 3
DE =
BQ/CQ = 5
問題文中のAD=1, DE=, BQ/CQ=6は誤り。
AD=3, DE=, BQ/CQ=5が正しい。