直線 $l: y = \frac{3}{4}x + 3$ と直線 $m: y = -x + 6$ が与えられています。点Aは直線 $l$ と直線 $m$ の交点、点Bは直線 $l$ と $x$ 軸の交点、点Cは直線 $m$ と $x$ 軸の交点です。 (1) 直線 $l$ の切片を答えます。 (2) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。

幾何学直線交点切片面積座標
2025/7/17

1. 問題の内容

直線 l:y=34x+3l: y = \frac{3}{4}x + 3 と直線 m:y=x+6m: y = -x + 6 が与えられています。点Aは直線 ll と直線 mm の交点、点Bは直線 llxx 軸の交点、点Cは直線 mmxx 軸の交点です。
(1) 直線 ll の切片を答えます。
(2) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 直線 ll の式 y=34x+3y = \frac{3}{4}x + 3 において、切片は yy 切片であるため、x=0x=0 のときの yy の値を求めれば良い。
y=34(0)+3=3y = \frac{3}{4}(0) + 3 = 3
(2)
まず、点Aの座標を求める。点Aは直線 ll と直線 mm の交点なので、連立方程式を解く。
34x+3=x+6\frac{3}{4}x + 3 = -x + 6
34x+x=63\frac{3}{4}x + x = 6 - 3
74x=3\frac{7}{4}x = 3
x=127x = \frac{12}{7}
y=x+6=127+6=127+427=307y = -x + 6 = -\frac{12}{7} + 6 = -\frac{12}{7} + \frac{42}{7} = \frac{30}{7}
よって、点Aの座標は (127,307)(\frac{12}{7}, \frac{30}{7})
次に、点Bの座標を求める。点Bは直線 llxx 軸の交点なので、y=0y=0 を代入する。
0=34x+30 = \frac{3}{4}x + 3
34x=3-\frac{3}{4}x = 3
x=4x = -4
よって、点Bの座標は (4,0)(-4, 0)
次に、点Cの座標を求める。点Cは直線 mmxx 軸の交点なので、y=0y=0 を代入する。
0=x+60 = -x + 6
x=6x = 6
よって、点Cの座標は (6,0)(6, 0)
三角形ABCの面積を2等分する直線は、辺BCの中点を通る。BCの中点Mを求める。
M =(4+62,0+02)=(1,0)= (\frac{-4+6}{2}, \frac{0+0}{2}) = (1, 0)
点A (127,307)(\frac{12}{7}, \frac{30}{7}) と点M (1,0)(1, 0) を通る直線の式を求める。
傾き a=30701271=30757=305=6a = \frac{\frac{30}{7} - 0}{\frac{12}{7} - 1} = \frac{\frac{30}{7}}{\frac{5}{7}} = \frac{30}{5} = 6
y=6x+by = 6x + b に点M (1,0)(1, 0) を代入すると、
0=6(1)+b0 = 6(1) + b
b=6b = -6
よって、求める直線の式は y=6x6y = 6x - 6

3. 最終的な答え

(1) 3
(2) y=6x6y = 6x - 6

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