20歳の男性と女性の身長と体重に関するデータが与えられています。データのばらつきの大きさを変動係数で比較するとき、最も変動係数が大きいものと小さいものの組み合わせを、選択肢の中から選びます。

確率論・統計学統計変動係数標準偏差平均値データ分析
2025/7/16

1. 問題の内容

20歳の男性と女性の身長と体重に関するデータが与えられています。データのばらつきの大きさを変動係数で比較するとき、最も変動係数が大きいものと小さいものの組み合わせを、選択肢の中から選びます。

2. 解き方の手順

変動係数(CV)は、標準偏差を平均値で割ったものです。
CV=標準偏差平均値CV = \frac{標準偏差}{平均値}
各データの変動係数を計算します。
男性の身長の変動係数:
CV男性身長=5.2170.90.0304CV_{男性身長} = \frac{5.2}{170.9} \approx 0.0304
男性の体重の変動係数:
CV男性体重=10.164.60.1563CV_{男性体重} = \frac{10.1}{64.6} \approx 0.1563
女性の身長の変動係数:
CV女性身長=5.6157.80.0355CV_{女性身長} = \frac{5.6}{157.8} \approx 0.0355
女性の体重の変動係数:
CV女性体重=6.551.60.1260CV_{女性体重} = \frac{6.5}{51.6} \approx 0.1260
変動係数が最も大きいのは男性の体重(約0.1563)、最も小さいのは男性の身長(約0.0304)です。

3. 最終的な答え

選択肢の中で、変動係数が最も大きいものと最も小さいものの組み合わせは、大きい:男性の体重、小さい:男性の身長です。
したがって、答えは4です。

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