1. 問題の内容
差が6である2つの整数について、大きい方の数の2乗から小さい方の数の2乗を引いた差が、12の倍数であることを証明する。
2. 解き方の手順
2つの整数を と とする。ただし、 とする。
問題文より、 である。
大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いた差は である。
を因数分解すると、
を代入すると、
ここで、 と の和 が偶数であることを示す。
より、 であるから、
が整数であるから、 も整数である。
したがって、 は2の倍数、つまり偶数である。
( は整数)とおける。
このとき、
は整数なので、 は12の倍数である。
したがって、 は12の倍数である。
3. 最終的な答え
差が6である2つの整数について、大きい方の数の2乗から小さい方の数の2乗を引いた差は12の倍数である。