与えられた関数の極値、凹凸、漸近線を調べて、その曲線 $y = f(x)$ の概形を描く問題です。今回は、(3) $f(x) = x + \frac{1}{x}$ を解きます。
2025/7/18
はい、承知いたしました。以下の形式で回答します。
1. 問題の内容
与えられた関数の極値、凹凸、漸近線を調べて、その曲線 の概形を描く問題です。今回は、(3) を解きます。
2. 解き方の手順
(1) 定義域:
より、定義域は および です。
(2) 導関数:
とを計算します。
(3) 極値:
となる を求めます。
のとき、
のとき、
なので、 で極小値 をとります。
なので、 で極大値 をとります。
(4) 凹凸:
の符号を調べます。
のとき、 なので、下に凸です。
のとき、 なので、上に凸です。
(5) 漸近線:
のとき、 です。
のとき、 です。
のとき、 です。
のとき、 です。
が漸近線であることを確認します。
したがって、は漸近線です。
(6) グラフの概形:
極値、凹凸、漸近線を考慮してグラフを描きます。
3. 最終的な答え
関数 は、
- で極小値 をとる。
- で極大値 をとる。
- で下に凸、 で上に凸。
- が垂直漸近線。
- が斜め漸近線。