9個のデータ(18, 14, 12, 24, 12, 32, 20, 22, 26)について、平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差を求める問題です。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

確率論・統計学統計平均値中央値最頻値分散標準偏差
2025/4/3

1. 問題の内容

9個のデータ(18, 14, 12, 24, 12, 32, 20, 22, 26)について、平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差を求める問題です。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

2. 解き方の手順

(1) 平均値:
平均値は、すべてのデータの合計をデータの個数で割ることで求められます。
平均値=データの合計データの個数平均値 = \frac{データの合計}{データの個数}
データの合計 = 18 + 14 + 12 + 24 + 12 + 32 + 20 + 22 + 26 = 200
データの個数 = 9
平均値=2009=22.222...平均値 = \frac{200}{9} = 22.222...
小数点以下第2位を四捨五入すると、22.2
(2) 中央値:
中央値は、データを小さい順に並べたときの中央の値です。データの個数が奇数の場合は中央の値がそのまま中央値となり、偶数の場合は中央の2つの値の平均が中央値となります。
データを小さい順に並べると:12, 12, 14, 18, 20, 22, 24, 26, 32
データの個数は9(奇数)なので、中央の値は5番目の値です。
したがって、中央値は20。
(3) 最頻値:
最頻値は、データの中で最も多く現れる値です。
データの中で12が2回現れ、それ以外の値は1回しか現れないので、最頻値は12。
(4) 分散:
分散は、データの散らばり具合を表す指標です。各データと平均値の差の二乗を合計し、それをデータの個数で割ることで求められます。
分散=i=1n(xi平均値)2n分散 = \frac{\sum_{i=1}^{n} (x_i - 平均値)^2}{n}
各データと平均値の差は以下の通り:
18 - 22.2 = -4.2
14 - 22.2 = -8.2
12 - 22.2 = -10.2
24 - 22.2 = 1.8
12 - 22.2 = -10.2
32 - 22.2 = 9.8
20 - 22.2 = -2.2
22 - 22.2 = -0.2
26 - 22.2 = 3.8
それぞれの二乗は以下の通り:
17.64, 67.24, 104.04, 3.24, 104.04, 96.04, 4.84, 0.04, 14.44
二乗の合計 = 17.64 + 67.24 + 104.04 + 3.24 + 104.04 + 96.04 + 4.84 + 0.04 + 14.44 = 411.6
分散=411.69=45.733...分散 = \frac{411.6}{9} = 45.733...
小数点以下第2位を四捨五入すると、45.7
(5) 標準偏差:
標準偏差は、分散の平方根です。
標準偏差=分散標準偏差 = \sqrt{分散}
標準偏差=45.733...=6.7626...標準偏差 = \sqrt{45.733...} = 6.7626...
小数点以下第2位を四捨五入すると、6.8

3. 最終的な答え

(1) 平均値: 22.2
(2) 中央値: 20
(3) 最頻値: 12
(4) 分散: 45.7
(5) 標準偏差: 6.8

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