1から5までの整数が書かれた5枚のカードから、2枚のカードを続けて取り出し、取り出した順に並べて2桁の整数を作る。このとき、作られた2桁の整数が6の倍数となる確率を求める。

確率論・統計学確率場合の数整数の倍数
2025/4/4

1. 問題の内容

1から5までの整数が書かれた5枚のカードから、2枚のカードを続けて取り出し、取り出した順に並べて2桁の整数を作る。このとき、作られた2桁の整数が6の倍数となる確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、起こりうるすべての場合の数を計算する。
1枚目のカードの選び方は5通り、2枚目のカードの選び方は1枚目のカードを除いた4通りなので、全部で 5×4=205 \times 4 = 20 通りの2桁の整数が作れる。
次に、作られた2桁の整数が6の倍数となる場合を考える。6の倍数になるのは、12, 18, 24, 30, 36, 42, 48, 54, 60,... のように、一の位が偶数の場合である。
今回のカードには1から5の数字しかないので、2桁の整数として考えられるのは、
12, 24, 30, 42, 48, 54である。
これらのうち、実際にカードから作れる数は、以下の通り。
- 12
- 24
- 42
- 54
つまり、6の倍数となる2桁の整数は12, 24, 42, 54の4通りである。
したがって、求める確率は、6の倍数となる場合の数を全ての場合の数で割ったものになる。
確率=6の倍数となる場合の数全ての場合の数=420=15確率 = \frac{6の倍数となる場合の数}{全ての場合の数} = \frac{4}{20} = \frac{1}{5}

3. 最終的な答え

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