縦 $5x$ cm、横 $2x$ cmの長方形の紙が8枚あり、図のように並べたときの、色をつけた部分の面積の差を求める問題です。また、正方形と半円を組み合わせた図形の、色をつけた部分の面積を $a$ を使った式で表す問題です。
2025/7/19
1. 問題の内容
縦 cm、横 cmの長方形の紙が8枚あり、図のように並べたときの、色をつけた部分の面積の差を求める問題です。また、正方形と半円を組み合わせた図形の、色をつけた部分の面積を を使った式で表す問題です。
2. 解き方の手順
(1) まず、図アの色をつけた部分の面積を求めます。長方形の面積は で、それが6枚あるので、面積は cm です。また、周囲の長方形は、であり、4つあるので、。よって合計は cm。
ただし、重なる部分があるのでそれを計算します。重なる部分は縦5x、横2xの長方形で、それが4つあるので面積は
よって、
次に、図イの色をつけた部分の面積を求めます。長方形の面積は で、それが6枚あるので、面積は cm です。また、周囲の長方形は、であり、4つあるので、。よって合計は cm。
ただし、重なる部分があるのでそれを計算します。重なる部分は縦5x、横2xの長方形で、それが4つあるので面積は
よって、
(2) 図アの色をつけた部分の面積は、長方形の面積から白い部分の面積を引いて求めます。長方形の面積は cmです。
白い長方形は、縦5x、横2xの長方形4つと、縦2x,横2xの長方形が1つ。なので。
よって、色のついた部分は、
図イの色をつけた部分の面積は、 cmです。
(3) 図アと図イの面積の差を計算します。 cmです。
(4) 次に、正方形と半円を組み合わせた図形の、色をつけた部分の面積を求めます。正方形の一辺は なので、正方形の面積は です。半円の半径は なので、半円の面積は です。色のついた部分は、正方形の面積と半円の面積の合計から、直角二等辺三角形の面積を引いたものです。直角二等辺三角形の面積は です。したがって、色のついた部分の面積は mです。
3. 最終的な答え
図イの方が cm 大きい。
色のついた部分の面積は m