$a, b$ がともに有理数であることは、$a+b$ が有理数であるための何条件か(必要条件、十分条件、必要十分条件、どれでもない)を答える問題です。
2025/7/20
1. 問題の内容
がともに有理数であることは、 が有理数であるための何条件か(必要条件、十分条件、必要十分条件、どれでもない)を答える問題です。
2. 解き方の手順
まず、 がともに有理数であるならば、 は有理数であるかを確認します。
次に、 が有理数であるならば、 はともに有理数であるかを確認します。
* がともに有理数であるとき、 と はそれぞれ分数で表すことができます。
(ただし、 は整数、)
このとき、 となります。
と は整数なので、 は有理数です。
したがって、 がともに有理数であるならば、 は有理数です。
つまり、 がともに有理数であることは、 が有理数であるための十分条件です。
* が有理数であるとき、 はともに有理数とは限りません。
例えば、 のとき、 であり、0 は有理数ですが、 と は無理数です。
したがって、 が有理数であるならば、 はともに有理数とは限りません。
つまり、 がともに有理数であることは、 が有理数であるための必要条件ではありません。
以上の考察から、 がともに有理数であることは、 が有理数であるための十分条件であるが、必要条件ではありません。
3. 最終的な答え
十分条件