1. 問題の内容
が無理数であることを利用して、が無理数であることを証明する問題です。
2. 解き方の手順
背理法を用いて証明します。
1. $\sqrt{2} + \sqrt{3}$ が有理数であると仮定します。つまり、ある有理数 $r$ が存在して、
が成り立つと仮定します。
2. 両辺を2乗します。
3. $2\sqrt{6}$ について解きます。
4. 両辺を2で割ります。
5. $r$ は有理数であると仮定したので、$r^2$ も有理数です。したがって、$r^2 - 5$ も有理数であり、$\frac{r^2 - 5}{2}$ も有理数です。
6. これは、$\sqrt{6}$ が有理数であることを意味しますが、問題文では$\sqrt{6}$は無理数であると与えられています。これは矛盾です。
7. したがって、$\sqrt{2} + \sqrt{3}$が有理数であるという仮定が誤りであったことになります。
8. よって、$\sqrt{2} + \sqrt{3}$ は無理数です。
3. 最終的な答え
は無理数である。