あるデパートの3年間の来店客数の調査結果が表にまとめられている。 (1) おととしのデータにおいて、大人(女性)の来店客数は子供の来店客数のちょうど2倍であった。おととしの大人(女性)の来店客数を求める。 (2) 大人(男性)、大人(女性)、子供のうち、今年の来店客数が昨年の来店客数より増加したものを選択する。

1. 問題の内容

あるデパートの3年間の来店客数の調査結果が表にまとめられている。

(1) おととしのデータにおいて、大人(女性)の来店客数は子供の来店客数のちょうど2倍であった。おととしの大人(女性)の来店客数を求める。

(2) 大人(男性)、大人(女性)、子供のうち、今年の来店客数が昨年の来店客数より増加したものを選択する。

2. 解き方の手順

(1)

おととしの来店客数は25800人である。

大人(男性)の割合は22%、大人(女性)の割合は $x$ %、子供の割合は $y$ %とする。

合計は100%なので、$22 + x + y = 100$。したがって、$x + y = 78$。

大人(女性)の来店客数は子供の来店客数のちょうど2倍なので、$x = 2y$。

上記の連立方程式を解く。

$2y + y = 78$

$3y = 78$

$y = 26$

したがって、$x = 2 \times 26 = 52$。

おととしの大人(女性)の来店客数は、$25800 \times \frac{52}{100} = 13416$ 人。

(2)

昨年の大人(男性)の人数は $27500 \times 0.23 = 6325$ 人。今年の大人(男性)の人数は $28200 \times 0.25 = 7050$ 人。増加。

昨年の大人(女性)の人数は $27500 \times 0.50 = 13750$ 人。今年の大人(女性)の人数は $28200 \times 0.49 = 13818$ 人。増加。

昨年の子供の人数は $27500 \times 0.27 = 7425$ 人。今年の子供の人数は $28200 \times 0.26 = 7332$ 人。減少。

3. 最終的な答え

(1) 13416

(2) D