問題は主に以下の4つのパートに分かれています。 (1) B判の紙の拡大・縮小コピーに関する問題 (2) 円柱形の丸太から切り出す正方形の角材に関する問題 (3) 長方形の花壇の面積を変形する問題 (4) 円の面積や正方形の面積に関する問題

算数比率面積平方根正方形拡大縮小
2025/7/21

1. 問題の内容

問題は主に以下の4つのパートに分かれています。
(1) B判の紙の拡大・縮小コピーに関する問題
(2) 円柱形の丸太から切り出す正方形の角材に関する問題
(3) 長方形の花壇の面積を変形する問題
(4) 円の面積や正方形の面積に関する問題

2. 解き方の手順

(1) B判の紙の拡大・縮小コピーに関する問題
B判の紙のサイズは、B5, B6, B3, B4とあり、B5判の長い辺の長さはB4判の短い辺の長さと等しいという関係があります。また、2辺の長さの比は1: 2\sqrt{2} です。2\sqrt{2} = 1.41として計算します。
(1) B5判からB4判へ拡大コピーをするときの倍率
B5判の短い辺を1とすると、長い辺は2\sqrt{2}。B4判の短い辺の長さがB5判の長い辺の長さと等しいので、B4判の短い辺の長さは2\sqrt{2}。B4判の長い辺は2\sqrt{2} * 2\sqrt{2} = 2。拡大率はB4判の短い辺/B5判の短い辺 = 2\sqrt{2} / 1 = 1.41。よって141%
(2) B6判からB4判へ拡大コピーをするときの倍率
B6判の短い辺を1とすると、長い辺は2\sqrt{2}。B5判の短い辺の長さがB6判の長い辺の長さと等しいので、B5判の短い辺の長さは2\sqrt{2}。B5判の長い辺は2\sqrt{2} * 2\sqrt{2} = 2。B4判の短い辺の長さがB5判の長い辺の長さと等しいので、B4判の短い辺の長さは2。拡大率はB4判の短い辺/B6判の短い辺 = 2 / 1 = 2。よって200%
(3) B3判からB4判へ縮小コピーをするときの倍率
B3判の短い辺を1とすると、長い辺は2\sqrt{2}。B4判の短い辺の長さがB3判の短い辺の長さと等しいので、B4判の短い辺の長さは1。縮小率はB4判の短い辺/B3判の短い辺 = 1 / 1 = 1 。縮小率はB4判の短い辺/B3判の短い辺 = 1 / 2\sqrt{2} = 1 / 1.41 = 0.709。よって71%
(2) 円柱形の丸太から切り出す正方形の角材に関する問題
1辺25cmの正方形の対角線の長さが、丸太の直径よりも小さくなければならない。
正方形の対角線の長さは 25225\sqrt{2} cm。
2=1.41\sqrt{2} = 1.41 を用いると、25×1.41=35.2525 \times 1.41 = 35.25 cm。小数第1位まで求めるので、35.3cm
(3) 長方形の花壇の面積を変形する問題
縦4.5m、横12mの花壇の面積は、4.5×12=54m24.5 \times 12 = 54 m^2
(1) 面積が等しい正方形の一辺の長さは、54=9×6=36\sqrt{54} = \sqrt{9 \times 6} = 3\sqrt{6}
6\sqrt{6} の近似値を計算する必要があるが、与えられていないので、電卓で計算すると約2.449。よって、3×2.449=7.3473 \times 2.449 = 7.347。したがって7.3m
(2) 面積が2倍の正方形の一辺の長さは、54×2=108=36×3=63\sqrt{54 \times 2} = \sqrt{108} = \sqrt{36 \times 3} = 6\sqrt{3}
3\sqrt{3} の近似値を計算する必要があるが、与えられていないので、電卓で計算すると約1.732。よって、6×1.732=10.3926 \times 1.732 = 10.392。したがって10.4m
(3) 面積が1/3倍の正方形の一辺の長さは、54/3=18=9×2=32\sqrt{54 / 3} = \sqrt{18} = \sqrt{9 \times 2} = 3\sqrt{2}
2=1.41\sqrt{2} = 1.41 より、3×1.41=4.233 \times 1.41 = 4.23。したがって4.2m
(4) 円の面積や正方形の面積に関する問題
(1) 半径43cmの円の面積は、432π43^2 \pi。面積が1/5の円の面積は、432π/543^2 \pi / 5。小さい円の半径をrとすると、r2π=432π/5r^2 \pi = 43^2 \pi / 5。したがって、r=43/5r = 43 / \sqrt{5}
5=2.24\sqrt{5} = 2.24 より、r=43/2.24=19.196r = 43 / 2.24 = 19.196。小数第1位まで求めるので、19.2 cm
(2) 1辺が28cmの折り紙の面積は、28228^2。面積が2倍の折り紙の面積は、282×228^2 \times 2。大きい折り紙の1辺の長さをLとすると、L2=282×2L^2 = 28^2 \times 2。したがって、L=282L = 28 \sqrt{2}
2=1.41\sqrt{2} = 1.41 より、L=28×1.41=39.48L = 28 \times 1.41 = 39.48。小数第1位まで求めるので、39.5 cm

3. 最終的な答え

(1)
(1) 141 %
(2) 200 %
(3) 71 %
(2) 35.3 cm
(3)
(1) 7.3 m
(2) 10.4 m
(3) 4.2 m
(4)
(1) 19.2 cm
(2) 39.5 cm

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