まず、150以下の3の倍数、4の倍数、5の倍数の個数をそれぞれ求めます。
* 3の倍数:A=⌊3150⌋=50 * 4の倍数:B=⌊4150⌋=37 * 5の倍数:n(C)はまだ不明なので、後で求めます。 次に、150以下の3と4の公倍数、3と5の公倍数、4と5の公倍数の個数を求めます。
* 3と4の公倍数(12の倍数):A∩B=⌊12150⌋=12 * 3と5の公倍数(15の倍数):A∩C。n(C∪A)=n(C)+n(A)−n(C∩A) より、71=n(C)+50−n(C∩A)。問題文にはn(C∩A)=9とあるので、71=n(C)+50−9 となります。 * 4と5の公倍数(20の倍数):B∩C 次に、150以下の3と4と5の公倍数(60の倍数)の個数を求めます。
* 3と4と5の公倍数(60の倍数):A∩B∩C=⌊60150⌋=2 包除原理を用いて、3, 4, 5の少なくとも1つで割り切れる数の個数を求めます。
n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(B∩C)−n(C∩A)+n(A∩B∩C) n(C)を求めます。問題文より、n(C∪A)=71、n(A)=50、n(C∩A)=9なので、 n(C)=n(C∪A)−n(A)+n(C∩A)=71−50+9=30 n(B∪C)=57より、n(B∪C)=n(B)+n(C)−n(B∩C)なので、n(B∩C)=n(B)+n(C)−n(B∪C)=37+30−57=10 したがって、n(A∪B∪C)=50+37+30−12−10−9+2=88