ある学校の今年度の生徒数は543人である。昨年度に比べると男子は3%減少し、女子は5%増加し、全体として3人増加した。今年度の男子、女子の生徒数をそれぞれ求めよ。

代数学連立方程式割合文章問題
2025/7/22

1. 問題の内容

ある学校の今年度の生徒数は543人である。昨年度に比べると男子は3%減少し、女子は5%増加し、全体として3人増加した。今年度の男子、女子の生徒数をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

まず、昨年度の男子生徒数を xx 人、女子生徒数を yy 人とする。
昨年度の生徒数の合計は、今年度の生徒数から増加分を引いた数なので、
x+y=5433=540x + y = 543 - 3 = 540
次に、男子生徒の減少は 0.03x0.03x 人、女子生徒の増加は 0.05y0.05y 人なので、
0.03x+0.05y=3-0.03x + 0.05y = 3
上記の2つの式を連立方程式として解く。
1つ目の式を3倍すると
3x+3y=16203x + 3y = 1620
2つ目の式を100倍すると
3x+5y=300-3x + 5y = 300
2つの式を足し合わせると
8y=19208y = 1920
y=240y = 240
x+y=540x + y = 540y=240y = 240 を代入すると
x+240=540x + 240 = 540
x=300x = 300
したがって、昨年度の男子生徒数は300人、女子生徒数は240人である。
今年度の男子生徒数は、昨年度の3%減なので、
300×(10.03)=300×0.97=291300 \times (1 - 0.03) = 300 \times 0.97 = 291
今年度の女子生徒数は、昨年度の5%増なので、
240×(1+0.05)=240×1.05=252240 \times (1 + 0.05) = 240 \times 1.05 = 252

3. 最終的な答え

男子: 291人, 女子: 252人

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