ある学校の昨年度の全校生徒数は420人でした。今年度は、昨年度に比べて男子が5%減り、女子が4%増えたので、全体としては3人減りました。今年度の男子、女子の生徒数はそれぞれ何人ですか?

代数学連立方程式文章問題割合代数
2025/7/22

1. 問題の内容

ある学校の昨年度の全校生徒数は420人でした。今年度は、昨年度に比べて男子が5%減り、女子が4%増えたので、全体としては3人減りました。今年度の男子、女子の生徒数はそれぞれ何人ですか?

2. 解き方の手順

昨年度の男子の生徒数をxx人、女子の生徒数をyy人とします。
昨年度の生徒数の合計は420人なので、
x+y=420x + y = 420
今年度は男子が5%減り、女子が4%増えたので、
今年の男子の生徒数は0.95x0.95x人、今年の女子の生徒数は1.04y1.04y人です。
今年度の生徒数の合計は420人から3人減って417人なので、
0.95x+1.04y=4170.95x + 1.04y = 417
この連立方程式を解きます。
まず、x+y=420x + y = 420 から x=420yx = 420 - y を得ます。
これを 0.95x+1.04y=4170.95x + 1.04y = 417 に代入します。
0.95(420y)+1.04y=4170.95(420 - y) + 1.04y = 417
3990.95y+1.04y=417399 - 0.95y + 1.04y = 417
0.09y=180.09y = 18
y=180.09=200y = \frac{18}{0.09} = 200
x=420y=420200=220x = 420 - y = 420 - 200 = 220
したがって、昨年度の男子の生徒数は220人、女子の生徒数は200人です。
今年度の男子の生徒数は0.95x=0.95×220=2090.95x = 0.95 \times 220 = 209人です。
今年度の女子の生徒数は1.04y=1.04×200=2081.04y = 1.04 \times 200 = 208人です。

3. 最終的な答え

男子: 209人、女子: 208人

「代数学」の関連問題

与えられた式 $(2x+4)(x-1) + (x-2)^2$ を計算して、できるだけ簡単な形で表しなさい。

多項式の展開式の計算因数分解
2025/7/25

$16x^2 - 9$ を因数分解しなさい。

因数分解二次式平方の差
2025/7/25

$2mn + m - 4n - 32 = 0$ を満たす自然数の組 $(m, n)$ の個数を求める問題です。選択肢は1, 2, 3, 4です。

方程式整数解因数分解約数
2025/7/25

一次関数 $y = \frac{3}{4}x - 1$ において、$x$ の増加量が6であるときの $y$ の増加量を求める。

一次関数傾き変化の割合
2025/7/25

与えられた連立方程式を解く問題です。連立方程式は次の通りです。 $3x + 4y = 6$ $-x + 2y = 8$

連立方程式加減法代入一次方程式
2025/7/25

数列 $\{a_n\}$ と $\{b_n\}$ が与えられている。 $a_n = \frac{n-1}{4} + ケ$ $(n = 1, 2, 3, \dots)$ $b_n = サ$ $(n = ...

数列等差数列シグマ不等式
2025/7/25

数列 $\{a_n\}$ が漸化式 $a_{n+1} = a_n + 5$ を満たし、$a_1 + a_2 + a_3 = 24$ であるとき、数列 $\{a_n\}$ の種類、初項 $a_1$、一般...

数列等差数列漸化式一般項
2025/7/25

与えられた式 $\frac{1}{(2n+1)(2n-1)}$ を部分分数分解せよ。

部分分数分解分数式恒等式
2025/7/25

与えられた式 $V = \pi r^2 h$ を $h$ について解く問題です。

数式変形公式文字式の計算
2025/7/25

$A = 5x - 6y$, $B = -2x + y$ のとき、式 $2A - B$ を $x$ と $y$ の式で表す。

式の計算文字式多項式
2025/7/25