点 $(2, -1, 6)$ を通り、ベクトル $\vec{n} = (3, 1, -1)$ に垂直な平面と、直線 $\frac{x}{-2} = \frac{y-2}{3} = \frac{z}{2}$ との交点を求める。

幾何学ベクトル平面直線交点
2025/7/22
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7. の問題

1. 問題の内容

(2,1,6)(2, -1, 6) を通り、ベクトル n=(3,1,1)\vec{n} = (3, 1, -1) に垂直な平面と、直線 x2=y23=z2\frac{x}{-2} = \frac{y-2}{3} = \frac{z}{2} との交点を求める。

2. 解き方の手順

まず、平面の方程式を求める。平面上の任意の点を (x,y,z)(x, y, z) とすると、平面の方程式は
\vec{n} \cdot ((x, y, z) - (2, -1, 6)) = 0
(3, 1, -1) \cdot (x-2, y+1, z-6) = 0
3(x-2) + (y+1) - (z-6) = 0
3x - 6 + y + 1 - z + 6 = 0
3x + y - z + 1 = 0
次に、直線のパラメータ表示を求める。x2=y23=z2=t\frac{x}{-2} = \frac{y-2}{3} = \frac{z}{2} = t とおくと、
x = -2t, \quad y = 3t + 2, \quad z = 2t
これらの値を平面の方程式に代入して tt を求める。
3(-2t) + (3t+2) - (2t) + 1 = 0
-6t + 3t + 2 - 2t + 1 = 0
-5t + 3 = 0
t = \frac{3}{5}
求めた tt の値を直線のパラメータ表示に代入して、交点の座標を求める。
x = -2 \cdot \frac{3}{5} = -\frac{6}{5}
y = 3 \cdot \frac{3}{5} + 2 = \frac{9}{5} + \frac{10}{5} = \frac{19}{5}
z = 2 \cdot \frac{3}{5} = \frac{6}{5}

3. 最終的な答え

交点の座標は (65,195,65)\left(-\frac{6}{5}, \frac{19}{5}, \frac{6}{5}\right)
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8. の問題

1. 問題の内容

C(4,1,3)C(4, 1, -3) を通りベクトル v=(2,2,1)\vec{v} = (2, 2, -1) に平行な直線と、点 CC を中心とする半径 66 の球との交点を求める。

2. 解き方の手順

直線の方程式をパラメータ表示で表す。
(x, y, z) = (4, 1, -3) + t(2, 2, -1) = (4+2t, 1+2t, -3-t)
球の方程式は (x4)2+(y1)2+(z+3)2=62=36(x-4)^2 + (y-1)^2 + (z+3)^2 = 6^2 = 36 である。
直線上の点が球面上にある条件は、
(4+2t-4)^2 + (1+2t-1)^2 + (-3-t+3)^2 = 36
(2t)^2 + (2t)^2 + (-t)^2 = 36
4t^2 + 4t^2 + t^2 = 36
9t^2 = 36
t^2 = 4
t = \pm 2
t=2t = 2 のとき、(x,y,z)=(4+2(2),1+2(2),32)=(8,5,5)(x, y, z) = (4+2(2), 1+2(2), -3-2) = (8, 5, -5)
t=2t = -2 のとき、(x,y,z)=(4+2(2),1+2(2),3(2))=(0,3,1)(x, y, z) = (4+2(-2), 1+2(-2), -3-(-2)) = (0, -3, -1)

3. 最終的な答え

交点の座標は (8,5,5)(8, 5, -5)(0,3,1)(0, -3, -1)

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