## 1. 問題の内容

代数学連立方程式文章問題数量関係
2025/7/23
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1. 問題の内容

2つの問題があります。
**問題1:** 1個120円のりんごと1個40円のみかんを合わせて6個買ったところ、代金の合計が400円だった。りんごの個数を xx 個、みかんの個数を yy 個として、以下の問いに答えなさい。
(1) xxyy の関係を表す方程式を作りなさい。
(2) 代金の合計を表す方程式を作りなさい。
(3) りんごとみかんをそれぞれ何個買ったか求めなさい。
**問題2:** A地から18km離れたB地へ、初めは時速5kmで歩き、途中から時速10kmで走ったら3時間かかった。歩いた道のりを xx km、走った道のりを yy kmとして、以下の問いに答えなさい。
(1) xxyy の関係を表す方程式を作りなさい。
(2) 時間の関係を表す方程式を作りなさい。
(3) 歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求めなさい。
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2. 解き方の手順

**問題1:**
(1) りんごとみかんの合計個数が6個なので、
x+y=6x + y = 6
(2) りんごの代金は 120x120x 円、みかんの代金は 40y40y 円なので、代金の合計は
120x+40y=400120x + 40y = 400
(3) (1)と(2)の連立方程式を解きます。
(1) より y=6xy = 6 - x を (2) に代入すると、
120x+40(6x)=400120x + 40(6 - x) = 400
120x+24040x=400120x + 240 - 40x = 400
80x=16080x = 160
x=2x = 2
y=6x=62=4y = 6 - x = 6 - 2 = 4
**問題2:**
(1) A地からB地までの距離が18kmなので、
x+y=18x + y = 18
(2) 歩いた時間は x5\frac{x}{5} 時間、走った時間は y10\frac{y}{10} 時間なので、合計時間は
x5+y10=3\frac{x}{5} + \frac{y}{10} = 3
(3) (1)と(2)の連立方程式を解きます。
(1) より y=18xy = 18 - x を (2) に代入すると、
x5+18x10=3\frac{x}{5} + \frac{18 - x}{10} = 3
両辺に10をかけると
2x+18x=302x + 18 - x = 30
x=12x = 12
y=18x=1812=6y = 18 - x = 18 - 12 = 6
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3. 最終的な答え

**問題1:**
(1) x+y=6x + y = 6
(2) 120x+40y=400120x + 40y = 400
(3) りんご: 2個、みかん: 4個
**問題2:**
(1) x+y=18x + y = 18
(2) x5+y10=3\frac{x}{5} + \frac{y}{10} = 3
(3) 歩いた道のり: 12km、走った道のり: 6km

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