自然数 $k$ に対して、$x < y < k < x + y$ を満たす自然数の組 $(x, y)$ の個数を $a_k$ とします。 (1) $a_7$, $a_8$ を求めよ。 (2) 自然数 $m$ に対して、$a_{2m-1}$, $a_{2m}$ を $m$ の式で表せ。 (3) 自然数 $n$ に対して、$\sum_{k=1}^{2n} a_k$ を $n$ の式で表せ。
2025/7/23
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
1. 問題の内容
自然数 に対して、 を満たす自然数の組 の個数を とします。
(1) , を求めよ。
(2) 自然数 に対して、, を の式で表せ。
(3) 自然数 に対して、 を の式で表せ。
2. 解き方の手順
(1) を求める
を満たす自然数の組 を数え上げる。
より、 ( は自然数) と書ける。
は より となる。すなわち、。
また、 より、。すなわち、。
を求める。。
かつ を満たす を数え上げる。
のとき、 より 。また、。よって、 は不適。
のとき、 より 。また、。よって、。
のとき、 より 。また、。よって、。
のとき、 は常に成り立つ。また、。よって、。
のとき、 は常に成り立つ。また、。よって、。
のとき、 は常に成り立つ。また、。不適。
したがって、。
を求める。。
かつ を満たす を数え上げる。
のとき、 より 。また、。不適。
のとき、 より 。また、。よって、。
のとき、 より 。また、。よって、。
のとき、 より 。また、。よって、。
のとき、 は常に成り立つ。また、。よって、。
のとき、 は常に成り立つ。また、。よって、。
のとき、 は常に成り立つ。また、。不適。
したがって、。
(2) を の式で表す。
のとき、 を満たす自然数の組 の個数を数え上げる。
かつ を満たす自然数の組 の個数。
から までは、 を満たす は存在しない。
のとき、 より 。 より 。よって、。個数は 。
() のとき、 より 。これは常に成り立つ。また、 より 。個数は 。
のとき、 は常に成り立つ。 より は不適。
。
のとき、 かつ を満たす自然数の組 の個数。
から までは、 を満たす は存在しない。
のとき、 より 。また、 より 。よって、。個数は 。
() のとき、 より 。これは常に成り立つ。また、 より 。個数は 。
のとき、 は常に成り立つ。 より は不適。
。
(3) を の式で表す。
。
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3)