この問題は順列に関する4つの小問から構成されています。 (1) 男子4人と女子2人が1列に並ぶとき、女子2人が隣り合う並び方の数を求めます。 (2) 男子2人と女子4人が1列に並ぶとき、両端が女子である並び方の数を求めます。 (3) 5枚の数字カード1, 2, 3, 4, 5を並べて5桁の数を作るとき、偶数が隣り合う数の数を求めます。ただし、同じカードは2度以上使わないとします。 (4) 7枚の数字カード1, 2, 3, 4, 5, 6, 7を並べて7桁の数を作るとき、両端が奇数である数の数を求めます。ただし、同じカードは2度以上使わないとします。
2025/7/23
1. 問題の内容
この問題は順列に関する4つの小問から構成されています。
(1) 男子4人と女子2人が1列に並ぶとき、女子2人が隣り合う並び方の数を求めます。
(2) 男子2人と女子4人が1列に並ぶとき、両端が女子である並び方の数を求めます。
(3) 5枚の数字カード1, 2, 3, 4, 5を並べて5桁の数を作るとき、偶数が隣り合う数の数を求めます。ただし、同じカードは2度以上使わないとします。
(4) 7枚の数字カード1, 2, 3, 4, 5, 6, 7を並べて7桁の数を作るとき、両端が奇数である数の数を求めます。ただし、同じカードは2度以上使わないとします。
2. 解き方の手順
(1) 女子2人をひとまとめにして考えます。すると、全体で5人(男子4人と女子のグループ)を並べることになります。5人の並び方は 通りあります。さらに、女子2人の並び方は 通りあります。したがって、女子2人が隣り合う並び方は、 通りです。
(2) 両端に女子を並べることから考えます。まず、4人の女子から2人を選んで両端に並べる方法は、 通りです。残りの4人(男子2人、女子2人)を真ん中の4つの場所に並べる方法は、 通りです。したがって、両端が女子である並び方は、 通りです。
(3) 5枚のカードのうち、偶数は2と4の2枚です。この2枚のカードが隣り合う場合を考えます。
まず、偶数2枚をひとまとめにして考え、これを1つのブロックとします。すると、奇数3枚と偶数のブロック1つの合計4つを並べることになります。この並べ方は 通りです。
次に、偶数2枚の並び順は 通りです。
したがって、偶数が隣り合う並べ方は 通りです。
(4) 7枚のカードのうち、奇数は1, 3, 5, 7の4枚です。両端に奇数を並べることから考えます。
まず、4枚の奇数から2枚を選んで両端に並べる方法は、 通りです。
残りの5枚(奇数2枚、偶数3枚)を真ん中の5つの場所に並べる方法は、 通りです。
したがって、両端が奇数である数は、 通りです。
3. 最終的な答え
(1) 通り
(2) 通り
(3) 通り
(4) 通り