6kmの距離を移動する。はじめは時速4kmで歩き、途中から時速10kmで走る。全体の所要時間を54分以内にしたい。走る距離を少なくとも何km以上にすればよいか求める。

代数学不等式文章問題速さ距離時間
2025/4/4

1. 問題の内容

6kmの距離を移動する。はじめは時速4kmで歩き、途中から時速10kmで走る。全体の所要時間を54分以内にしたい。走る距離を少なくとも何km以上にすればよいか求める。

2. 解き方の手順

まず、単位を合わせるために時間を分から時間に変換する。
54=5460時間=910時間54 \text{分} = \frac{54}{60} \text{時間} = \frac{9}{10} \text{時間}
走る距離を xx kmとすると、歩く距離は (6x)(6-x) kmとなる。
歩くのにかかる時間は 6x4\frac{6-x}{4} 時間であり、走るのにかかる時間は x10\frac{x}{10} 時間である。
全体の所要時間が 910\frac{9}{10} 時間以内なので、次の不等式が成り立つ。
6x4+x10910\frac{6-x}{4} + \frac{x}{10} \le \frac{9}{10}
この不等式を解く。両辺に20をかけて分母を払う。
5(6x)+2x185(6-x) + 2x \le 18
305x+2x1830 - 5x + 2x \le 18
303x1830 - 3x \le 18
3x12-3x \le -12
3x123x \ge 12
x4x \ge 4

3. 最終的な答え

4km以上

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