分母に根号を含む分数 $\frac{2}{5-3\sqrt{3}}$ を有理化する問題です。画像には、その途中経過が示されています。

代数学有理化平方根計算
2025/4/4

1. 問題の内容

分母に根号を含む分数 2533\frac{2}{5-3\sqrt{3}} を有理化する問題です。画像には、その途中経過が示されています。

2. 解き方の手順

分母を有理化するためには、分母の共役な複素数(ここでは 5+335 + 3\sqrt{3})を分母と分子にかけます。
まず、与えられた分数 2533\frac{2}{5-3\sqrt{3}} の分母と分子に 5+335+3\sqrt{3} をかけます。
\frac{2}{5-3\sqrt{3}} = \frac{2(5+3\sqrt{3})}{(5-3\sqrt{3})(5+3\sqrt{3})}
分母を展開します。 (ab)(a+b)=a2b2(a-b)(a+b) = a^2 - b^2 を利用します。
(5-3\sqrt{3})(5+3\sqrt{3}) = 5^2 - (3\sqrt{3})^2 = 25 - 9(3) = 25 - 27 = -2
したがって、
\frac{2(5+3\sqrt{3})}{-2} = -(5+3\sqrt{3}) = -5 - 3\sqrt{3}
画像に示されている手順に沿って計算すると以下のようになります。
- (ア) 2533\frac{2}{5-3\sqrt{3}} の分母と分子に、5+335+3\sqrt{3} を掛けます。
- (イ) 分母を (533)(5+33)=52(33)2=2527=2(5-3\sqrt{3})(5+3\sqrt{3}) = 5^2 - (3\sqrt{3})^2 = 25 - 27 = -2 と計算します。 画像では 10910-9 と計算されているため、間違っています。
- (ウ) 分子を 2(5+33)=10+632(5+3\sqrt{3}) = 10 + 6\sqrt{3} と計算します。 分母と分子を-2で割ると 10+632=533\frac{10 + 6\sqrt{3}}{-2} = -5 - 3\sqrt{3} となります。 画像では 636\sqrt{3} と計算されているため、間違っています。

3. 最終的な答え

533-5-3\sqrt{3}

「代数学」の関連問題

与えられた4つの式を展開する問題です。 (1) $(x+1)^3$ (2) $(x-2)^3$ (3) $(3a+b)^3$ (4) $(2x-3y)^3$

展開3次式公式
2025/4/13

直線 $y = ax + 2$ ($a > 0$)とy軸の交点をAとする。直線②は2点B(0, 6), C(3, 0)を通る。 問1:直線②の式を求めなさい。 問2:直線①と直線②の交点をDとする。線...

一次関数連立方程式幾何
2025/4/13

与えられた6つの式を計算する問題です。これらの式は、平方根を含む加減乗除、および展開を含んでいます。

平方根計算展開数式
2025/4/13

$a$ が与えられた値をとるとき、$|a-1| + |a+2|$ の値を求める問題です。$a$ の値は (1) 3, (2) 0, (3) -1, (4) $-\sqrt{3}$ の4パターンです。

絶対値場合分け式の計算
2025/4/13

与えられた3つの式について、2重根号を外して簡単にせよ。 (1) $\sqrt{7+2\sqrt{10}}$ (2) $\sqrt{12-6\sqrt{3}}$ (3) $\sqrt{3+\sqrt{...

根号根号の計算式の計算平方根
2025/4/13

$x = \frac{1}{\sqrt{2}+1}$ と $y = \frac{1}{\sqrt{2}-1}$ のとき、以下の式の値を求めよ。 (1) $x^2 + y^2$ (2) $x^3 + y...

式の計算有理化展開因数分解
2025/4/13

$x = \frac{1}{\sqrt{7} + \sqrt{5}}$、$y = \frac{1}{\sqrt{7} - \sqrt{5}}$のとき、以下の式の値を求めます。 (1) $x+y$ (2...

式の計算有理化根号式の値
2025/4/13

次の式の分母を有理化する問題です。 (1) $\frac{18}{\sqrt{6}}$ (2) $\frac{\sqrt{3}}{2+\sqrt{3}}$ (3) $\frac{\sqrt{5}+\s...

分母の有理化根号
2025/4/13

問題は、根号を含む式の計算公式の4番目と5番目の公式を証明することです。 公式4:$\frac{\sqrt{a}}{\sqrt{b}} = \sqrt{\frac{a}{b}}$ (ただし、$a > ...

根号平方根式の証明代数
2025/4/13

問題は、実数 $a$ について、等式 $\sqrt{a^2} = a$ が必ずしも成り立たないのは、$a$ がどのような数のときかを説明することです。

平方根絶対値実数不等式
2025/4/13