A町から50km離れたB町へ行く。A町から途中までは時速60kmの車で行き、残りは時速4kmで歩いた。合計で2時間かかった。車で行った道のりと歩いた道のりを求めよ。

代数学連立方程式文章題距離時間速度
2025/7/24
## 類題 4-1

1. 問題の内容

A町から50km離れたB町へ行く。A町から途中までは時速60kmの車で行き、残りは時速4kmで歩いた。合計で2時間かかった。車で行った道のりと歩いた道のりを求めよ。

2. 解き方の手順

* 車で行った距離を xx km、歩いた距離を yy kmとする。
* 合計の距離に関する式を立てる:
x+y=50x + y = 50
* 時間に関する式を立てる。車での移動時間は x60\frac{x}{60} 時間、歩きでの移動時間は y4\frac{y}{4} 時間なので、
x60+y4=2\frac{x}{60} + \frac{y}{4} = 2
* 連立方程式を解く。
* 最初の式から、y=50xy = 50 - x
* これを2番目の式に代入して、xxについて解く:
x60+50x4=2\frac{x}{60} + \frac{50 - x}{4} = 2
両辺に60を掛けて
x+15(50x)=120x + 15(50 - x) = 120
x+75015x=120x + 750 - 15x = 120
14x=630-14x = -630
x=45x = 45
* y=50x=5045=5y = 50 - x = 50 - 45 = 5

3. 最終的な答え

車で行った距離: 45km
歩いた距離: 5km
## 類題 4-2

1. 問題の内容

全長20kmのコースを、スタートからA地点までは時速60kmの車、A地点からゴールまでは時速20kmの自転車で進む。合計50分かかった。車で走った道のりと自転車で走った道のりを求めよ。

2. 解き方の手順

* 車で走った距離を xx km、自転車で走った距離を yy kmとする。
* 合計の距離に関する式を立てる。
x+y=20x + y = 20
* 時間に関する式を立てる。車の移動時間は x60\frac{x}{60} 時間、自転車の移動時間は y20\frac{y}{20} 時間。合計50分は5060=56\frac{50}{60} = \frac{5}{6} 時間なので、
x60+y20=56\frac{x}{60} + \frac{y}{20} = \frac{5}{6}
* 連立方程式を解く。
* 最初の式から、y=20xy = 20 - x
* これを2番目の式に代入して、xxについて解く:
x60+20x20=56\frac{x}{60} + \frac{20 - x}{20} = \frac{5}{6}
両辺に60を掛けて
x+3(20x)=50x + 3(20 - x) = 50
x+603x=50x + 60 - 3x = 50
2x=10-2x = -10
x=5x = 5
* y=20x=205=15y = 20 - x = 20 - 5 = 15

3. 最終的な答え

車で走った距離: 5km
自転車で走った距離: 15km

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