問題は、与えられた連立方程式を掃き出し法(基本変形)を用いて解くことです。与えられた連立方程式は2つあります。 (1) $x + 2y + z = 2$ $2x + 3y + 2z = 4$ $6x + 5y + 6z = 12$ (2) $\begin{pmatrix} 2 & -1 & -1 \\ -1 & 2 & -1 \\ -1 & -1 & 2 \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ y \\ z \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 \\ -1 \\ 1 \end{pmatrix}$
2025/7/26
1. 問題の内容
問題は、与えられた連立方程式を掃き出し法(基本変形)を用いて解くことです。与えられた連立方程式は2つあります。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1)の連立方程式を解きます。
まず、拡大係数行列を作成します。
2行目から1行目の2倍を引きます。
3行目から1行目の6倍を引きます。
2行目を-1倍します。
3行目から2行目の-7倍を引きます。
1行目から2行目の2倍を引きます。
よって、, となります。
したがって、, が解となります。
(2)の連立方程式を解きます。
まず、拡大係数行列を作成します。
1行目と2行目を入れ替えます。
1行目を-1倍します。
2行目から1行目の2倍を引きます。
3行目に1行目を加えます。
2行目を3で割ります。
3行目に2行目の3倍を加えます。
1行目に2行目の2倍を加えます。
最後の行がとなり矛盾するため、解なし。
3. 最終的な答え
(1) , (は任意の実数)
(2) 解なし