(1) 初期状態で2Lの水が入っている水槽に、7分間で3Lの割合で水を入れる。水を入れてからx分後の水槽内の水の量をyLとする時、水槽がいっぱいになるまでのx,yの関係式を求める。 (2) 2直線 $y = -5x + 3$ と $y = 2x - 4$ の交点の座標を求める。 (3) 2直線 $y = 3x - 10$ と $y = -\frac{1}{3}x + 10$ の交点の座標を求める。 (4) 関数 $y = -x^2$ において、$x$ の変域が $-2 \le x \le 1$ のとき、$y$ の変域を求める。 (5) 関数 $y = \frac{2}{3}x^2$ において、$x$ の変域が $-3 \le x \le \sqrt{3}$ のとき、$y$ の変域を求める。

代数学一次関数連立方程式二次関数放物線変域
2025/4/4

1. 問題の内容

(1) 初期状態で2Lの水が入っている水槽に、7分間で3Lの割合で水を入れる。水を入れてからx分後の水槽内の水の量をyLとする時、水槽がいっぱいになるまでのx,yの関係式を求める。
(2) 2直線 y=5x+3y = -5x + 3y=2x4y = 2x - 4 の交点の座標を求める。
(3) 2直線 y=3x10y = 3x - 10y=13x+10y = -\frac{1}{3}x + 10 の交点の座標を求める。
(4) 関数 y=x2y = -x^2 において、xx の変域が 2x1-2 \le x \le 1 のとき、yy の変域を求める。
(5) 関数 y=23x2y = \frac{2}{3}x^2 において、xx の変域が 3x3-3 \le x \le \sqrt{3} のとき、yy の変域を求める。

2. 解き方の手順

(1) 7分間に3Lの割合なので、1分間には 37\frac{3}{7}Lずつ水を入れることになる。初期状態が2Lなので、x分後の水の量yLは、
y=37x+2y = \frac{3}{7}x + 2
で表される。
(2) 2直線の交点の座標を求めるためには、連立方程式を解けばよい。
y=5x+3y = -5x + 3
y=2x4y = 2x - 4
上記より、5x+3=2x4 -5x + 3 = 2x - 4
7x=77x = 7
x=1x = 1
y=2(1)4=2y = 2(1) - 4 = -2
よって、交点の座標は (1,2)(1, -2) である。
(3) 2直線の交点の座標を求めるためには、連立方程式を解けばよい。
y=3x10y = 3x - 10
y=13x+10y = -\frac{1}{3}x + 10
上記より、3x10=13x+10 3x - 10 = -\frac{1}{3}x + 10
103x=20\frac{10}{3}x = 20
x=6x = 6
y=3(6)10=8y = 3(6) - 10 = 8
よって、交点の座標は (6,8)(6, 8) である。
(4) 関数 y=x2y = -x^2 は上に凸の放物線である。x=0x = 0 のとき y=0y = 0 となる。
xx の変域が 2x1-2 \le x \le 1 であるので、
x=2x = -2 のとき y=(2)2=4y = -(-2)^2 = -4
x=1x = 1 のとき y=(1)2=1y = -(1)^2 = -1
したがって、yy の最大値は 00 で、最小値は 4-4 である。
yy の変域は 4y0-4 \le y \le 0 である。
(5) 関数 y=23x2y = \frac{2}{3}x^2 は下に凸の放物線である。x=0x = 0 のとき y=0y = 0 となる。
xx の変域が 3x3-3 \le x \le \sqrt{3} であるので、
x=3x = -3 のとき y=23(3)2=23(9)=6y = \frac{2}{3}(-3)^2 = \frac{2}{3}(9) = 6
x=3x = \sqrt{3} のとき y=23(3)2=23(3)=2y = \frac{2}{3}(\sqrt{3})^2 = \frac{2}{3}(3) = 2
したがって、yy の最小値は 00 で、最大値は 66 である。
yy の変域は 0y60 \le y \le 6 である。

3. 最終的な答え

(1) y=37x+2y = \frac{3}{7}x + 2
(2) (1,2)(1, -2)
(3) (6,8)(6, 8)
(4) 4y0-4 \le y \le 0
(5) 0y60 \le y \le 6

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