ある生徒10人のハンドボール投げの記録が与えられている。 データは以下の通りである。 10, 13, 15, 15, 15, 17, 18, 22, 25, 30 (単位: m) このデータについて、以下の問いに答える。 (1) 平均値、中央値、最頻値を求めよ。 (2) 第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数を求めよ。

確率論・統計学記述統計平均値中央値最頻値四分位数データ分析
2025/4/4

1. 問題の内容

ある生徒10人のハンドボール投げの記録が与えられている。
データは以下の通りである。
10, 13, 15, 15, 15, 17, 18, 22, 25, 30 (単位: m)
このデータについて、以下の問いに答える。
(1) 平均値、中央値、最頻値を求めよ。
(2) 第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
* 平均値: データの合計をデータの個数で割る。
10+13+15+15+15+17+18+22+25+3010\frac{10 + 13 + 15 + 15 + 15 + 17 + 18 + 22 + 25 + 30}{10}
* 中央値: データを大きさの順に並べたときの中央の値。データの個数が偶数の場合は、中央の2つの値の平均を取る。
今回はデータはすでに昇順に並んでいる。
データの個数は10個なので、5番目と6番目の値の平均を取る。
15+172\frac{15 + 17}{2}
* 最頻値: データの中で最も多く現れている値。
このデータでは15が3回現れているので、最頻値は15。
(2)
* 第1四分位数: データを小さい順に並べたとき、下位25%に位置する値。
今回は10個のデータがあるので、下位25%は2.5番目のデータとなる。
したがって、1番目と3番目のデータの間の値となり、具体的には1番目と3番目のデータの平均値となる。
* 第2四分位数: データを小さい順に並べたとき、中央に位置する値。
データの個数が偶数の場合は、中央の2つの値の平均を取る。(中央値と同じ)
* 第3四分位数: データを小さい順に並べたとき、上位25%に位置する値。
今回は10個のデータがあるので、上位25%は7.5番目のデータとなる。
したがって、7番目と8番目のデータの間の値となり、具体的には7番目と8番目のデータの平均値となる。

3. 最終的な答え

(1)
* 平均値: 18
* 中央値: 16
* 最頻値: 15
(2)
* 第1四分位数: 14
* 第2四分位数: 16
* 第3四分位数: 20

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