大小2つのサイコロを投げたときの確率に関する問題です。 (1) 大小同じ目が出る確率 (2) 目の和が8になる確率 (3) 大のサイコロが4、小のサイコロが5の目が出る確率 (4) 4と5の目が出る確率 500本のくじの中から20本引いたところ、当たりが4本、外れが16本だったとき、全体の当たりくじの本数を推定する問題。

確率論・統計学確率サイコロ確率の計算くじ期待値
2025/4/4

1. 問題の内容

大小2つのサイコロを投げたときの確率に関する問題です。
(1) 大小同じ目が出る確率
(2) 目の和が8になる確率
(3) 大のサイコロが4、小のサイコロが5の目が出る確率
(4) 4と5の目が出る確率
500本のくじの中から20本引いたところ、当たりが4本、外れが16本だったとき、全体の当たりくじの本数を推定する問題。

2. 解き方の手順

(1) 大小同じ目が出る確率
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。大小同じ目が出るのは(1,1), (2,2), (3,3), (4,4), (5,5), (6,6)の6通りです。
確率は、636=16\frac{6}{36} = \frac{1}{6}
(2) 目の和が8になる確率
目の和が8になるのは、(2,6), (3,5), (4,4), (5,3), (6,2)の5通りです。
確率は、536\frac{5}{36}
(3) 大は4の目、小は5の目が出る確率
この場合は(4,5)の一通りなので、確率は 136\frac{1}{36}
(4) 4と5の目が出る確率
(4,5)と(5,4)の2通りなので、確率は 236=118\frac{2}{36} = \frac{1}{18}
くじの問題
500本中から20本引いて、当たりが4本だったということは、当たりが出る確率の推定値は 420=15\frac{4}{20} = \frac{1}{5} です。
したがって、500本中の当たりくじの本数は、 500×15=100500 \times \frac{1}{5} = 100 本と推定できます。

3. 最終的な答え

(1) 16\frac{1}{6}
(2) 536\frac{5}{36}
(3) 136\frac{1}{36}
(4) 118\frac{1}{18}
当たりくじの本数の推定値: 100本

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