円Oの周上に4点A, B, C, Dがある。ACは直径で、$\angle ACB = 30^\circ$, $\angle DAC = 40^\circ$である。このとき、AB:BC:CD:DAを最も簡単な整数の比で表す。

幾何学円周角角度
2025/7/25
## 問題13-6

1. 問題の内容

円Oの周上に4点A, B, C, Dがある。ACは直径で、ACB=30\angle ACB = 30^\circ, DAC=40\angle DAC = 40^\circである。このとき、AB:BC:CD:DAを最も簡単な整数の比で表す。

2. 解き方の手順

* **ステップ1:角度を求める**
* ACが直径なので、ABC=90\angle ABC = 90^\circ (直径に対する円周角)
* BAC=180ABCACB=1809030=60\angle BAC = 180^\circ - \angle ABC - \angle ACB = 180^\circ - 90^\circ - 30^\circ = 60^\circ
* BAD=BAC+CAD=60+40=100\angle BAD = \angle BAC + \angle CAD = 60^\circ + 40^\circ = 100^\circ
* ADC=180ABC=180100=80\angle ADC = 180^\circ - \angle ABC = 180^\circ - 100^\circ = 80^\circ(円に内接する四角形の対角の和は180度)
* ACD=90DAC=9040=50\angle ACD = 90^\circ - \angle DAC = 90^\circ - 40^\circ = 50^\circ
* BCD=BCA+ACD=30+50=80\angle BCD = \angle BCA + \angle ACD = 30^\circ + 50^\circ = 80^\circ
* **ステップ2:弧の長さを求める**
* 円周角の定理より、弧の長さは円周角に比例する。
* ABABに対する円周角はACB=30\angle ACB = 30^\circ
* BCBCに対する円周角はBAC=60\angle BAC = 60^\circ
* CDCDに対する円周角はCAD=40\angle CAD = 40^\circ
* DADAに対する円周角はDCA=50\angle DCA = 50^\circ
* **ステップ3:比を計算する**
* 弧の長さを円周角で表すと、AB:BC:CD:DA = 30:60:40:50
* これを最も簡単な整数の比にすると、3:6:4:5

3. 最終的な答え

AB:BC:CD:DA = 3:6:4:5

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