図のように、正方形$ABCO$があり、$A$は$x$軸上、$B$は$(3, 3)$、$C$は$y$軸上、$O$は原点である。点$P(-1, 0)$を通る直線①がある。 問1:辺$AB$と直線①の交点を$Q$とする。三角形$AQP$の面積が2のとき、点$Q$の座標を求めよ。 問2:辺$CB$と直線①の交点を$R$とする。$PR=RA$となるとき、直線①の式を求めよ。

幾何学座標平面正方形直線面積方程式
2025/7/26

1. 問題の内容

図のように、正方形ABCOABCOがあり、AAxx軸上、BB(3,3)(3, 3)CCyy軸上、OOは原点である。点P(1,0)P(-1, 0)を通る直線①がある。
問1:辺ABABと直線①の交点をQQとする。三角形AQPAQPの面積が2のとき、点QQの座標を求めよ。
問2:辺CBCBと直線①の交点をRRとする。PR=RAPR=RAとなるとき、直線①の式を求めよ。

2. 解き方の手順

問1:
AAの座標は(3,0)(3, 0)である。点QQは辺ABAB上にあるので、xx座標は3である。点QQyy座標をqqとすると、Q(3,q)Q(3, q)と表せる。
三角形AQPAQPの面積は、12×AP×Qy座標\frac{1}{2} \times AP \times |Qのy座標|となる。AP=3(1)=4AP = 3 - (-1) = 4なので、
12×4×q=2\frac{1}{2} \times 4 \times q = 2
2q=22q = 2
q=1q = 1
よって、点QQの座標は(3,1)(3, 1)である。
問2:
RRは辺CBCB上にあるので、R(r,3)R(r, 3)と表せる。
PR=(r(1))2+(30)2=(r+1)2+9PR = \sqrt{(r - (-1))^2 + (3 - 0)^2} = \sqrt{(r + 1)^2 + 9}
RA=(r3)2+(30)2=(r3)2+9RA = \sqrt{(r - 3)^2 + (3 - 0)^2} = \sqrt{(r - 3)^2 + 9}
PR=RAPR = RAより、
(r+1)2+9=(r3)2+9\sqrt{(r + 1)^2 + 9} = \sqrt{(r - 3)^2 + 9}
(r+1)2+9=(r3)2+9(r + 1)^2 + 9 = (r - 3)^2 + 9
(r+1)2=(r3)2(r + 1)^2 = (r - 3)^2
r2+2r+1=r26r+9r^2 + 2r + 1 = r^2 - 6r + 9
8r=88r = 8
r=1r = 1
よって、点RRの座標は(1,3)(1, 3)である。
直線①は点P(1,0)P(-1, 0)と点R(1,3)R(1, 3)を通るので、直線の傾きは301(1)=32\frac{3 - 0}{1 - (-1)} = \frac{3}{2}である。
直線①の式をy=32x+by = \frac{3}{2}x + bとおく。
P(1,0)P(-1, 0)を通るので、0=32×(1)+b0 = \frac{3}{2} \times (-1) + bより、b=32b = \frac{3}{2}となる。
よって、直線①の式はy=32x+32y = \frac{3}{2}x + \frac{3}{2}である。

3. 最終的な答え

問1:点QQの座標は(3,1)(3, 1)
問2:直線①の式はy=32x+32y = \frac{3}{2}x + \frac{3}{2}

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