三角形ABCにおいて、AB = 20、BC = 16、AC = 12である。角Aの二等分線と辺BCとの交点をDとする。線分BDの長さを求めよ。

幾何学角の二等分線の定理三角形線分
2025/7/26

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB = 20、BC = 16、AC = 12である。角Aの二等分線と辺BCとの交点をDとする。線分BDの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

角の二等分線の定理を用いる。角Aの二等分線が辺BCと点Dで交わるとき、以下の比が成り立つ。
AB:AC=BD:DCAB : AC = BD : DC
問題文より、AB=20AB = 20, AC=12AC = 12, BC=16BC = 16 である。
BD=xBD = x とすると、DC=BCBD=16xDC = BC - BD = 16 - x となる。
上記の比の式にこれらの値を代入する。
20:12=x:(16x)20 : 12 = x : (16 - x)
これを解いてxxを求める。
比の式を分数で表すと、
2012=x16x\frac{20}{12} = \frac{x}{16 - x}
両辺に12(16x)12(16 - x)を掛けて、分母を払う。
20(16x)=12x20(16 - x) = 12x
32020x=12x320 - 20x = 12x
320=32x320 = 32x
x=32032x = \frac{320}{32}
x=10x = 10
よって、BD=10BD = 10 となる。

3. 最終的な答え

線分BDの長さは10である。

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