角Aの外角の二等分線と辺BCの延長の交点Dについて、角の二等分線の性質(外角の場合)を利用する。
三角形ABCにおいて、角Aの外角の二等分線が辺BCの延長と交わる点をDとすると、以下の関係が成り立つ。
CDBD=ACAB ここで、BD=xとおくと、CD=BC+BD=6+xとなる。 与えられた値AB=12、AC=9を代入すると、 6+xx=912 両辺を3で割ると、912=34であるから、 6+xx=34 両辺に3(6+x)をかけると、 3x=4(6+x) 3x=24+4x これはありえないので、比の式が間違っている。正しくは
CDBD=ACAB 6+xx=912=34 3x=4(6+x) 3x=24+4x ここでBD=xとしているから、BDの長さが負の値になるのはおかしい。 外角の二等分線の定理より、AB:AC=BD:CD 12:9=BD:(BD+6) 4:3=BD:(BD+6) 3BD=4(BD+6)=4BD+24 これはあり得ない。
外角の二等分線定理より
ACAB=CDBD 912=BD+6BD 34=BD+6BD 4(BD+6)=3BD 4BD+24=3BD やはりBD<0となってしまう。 外角の二等分線の定理より
ACAB=CDBD 912=6+BDBD 12(6+BD)=9BD 72+12BD=9BD これは矛盾している。
ABBD=ACCD 12BD=9BD+6 9BD=12(BD+6)=12BD+72 これもおかしい。
正しい比例式は
AB:AC=BD:CD 12:9=BD:CD 12:9=BD:(BC+BD) 12:9=x:(6+x) 9x=12(6+x)=72+12x 正しい解法:
ACAB=CDBD AB=12,AC=9,BC=6 CD=BC+BD=6+BD 912=6+BDBD 4(6+BD)=3BD 24+4BD=3BD