問題1は、一直線上に並んだ4点A, B, C, Dに関する比の問題です。 (1) $AB:BC = 2:3$ かつ $BC:CD = 2:1$ のとき、$AB:BC:CD$ を求めます。 (2) $AB:BD = 2:3$ かつ $AC:CD = 5:1$ のとき、$AB:BC:CD$ を求めます。 問題2は、 $AB // DF$ である図において、与えられた比から他の線分の比を求める問題です。 (1) $AC:AF = 2:7$ かつ $DE:EF = 4:1$ のとき、$AB:FD$ を求めます。 (2) $AC:AF = 2:7$ かつ $DE:EF = 4:1$ のとき、$BG:GE$ を求めます。 (3) $AC:AF = 2:7$ かつ $DE:EF = 4:1$ のとき、$AC:CG:GF$ を求めます。

幾何学線分比相似メネラウスの定理平行線と線分の比の定理
2025/7/25
はい、承知いたしました。問題文を読み解き、順番に解答します。

1. 問題の内容

問題1は、一直線上に並んだ4点A, B, C, Dに関する比の問題です。
(1) AB:BC=2:3AB:BC = 2:3 かつ BC:CD=2:1BC:CD = 2:1 のとき、AB:BC:CDAB:BC:CD を求めます。
(2) AB:BD=2:3AB:BD = 2:3 かつ AC:CD=5:1AC:CD = 5:1 のとき、AB:BC:CDAB:BC:CD を求めます。
問題2は、 AB//DFAB // DF である図において、与えられた比から他の線分の比を求める問題です。
(1) AC:AF=2:7AC:AF = 2:7 かつ DE:EF=4:1DE:EF = 4:1 のとき、AB:FDAB:FD を求めます。
(2) AC:AF=2:7AC:AF = 2:7 かつ DE:EF=4:1DE:EF = 4:1 のとき、BG:GEBG:GE を求めます。
(3) AC:AF=2:7AC:AF = 2:7 かつ DE:EF=4:1DE:EF = 4:1 のとき、AC:CG:GFAC:CG:GF を求めます。

2. 解き方の手順

**問題1 (1)**
AB:BC=2:3AB:BC = 2:3BC:CD=2:1BC:CD = 2:1 より、BCBC を共通の比にするために、それぞれの比を調整します。
AB:BC=2:3=4:6AB:BC = 2:3 = 4:6
BC:CD=2:1=6:3BC:CD = 2:1 = 6:3
よって、AB:BC:CD=4:6:3AB:BC:CD = 4:6:3
**問題1 (2)**
AB:BD=2:3AB:BD = 2:3AC:CD=5:1AC:CD = 5:1 より、BD=AB+BCBD = AB + BC なので、BC=BDABBC = BD - ABです。
AB:BD=2:3AB:BD = 2:3 より、BD=32ABBD = \frac{3}{2}ABです。
BC=BDAB=32ABAB=12ABBC = BD - AB = \frac{3}{2}AB - AB = \frac{1}{2}ABです。
したがって、AB:BC=AB:12AB=2:1AB:BC = AB : \frac{1}{2}AB = 2:1です。
また、AC:CD=5:1AC:CD = 5:1 より、AC=5CDAC = 5CDです。
AD=AC+CD=5CD+CD=6CDAD = AC + CD = 5CD + CD = 6CD です。
また、AD=AB+BC+CDAD = AB + BC + CDなので、6CD=AB+12AB+CD6CD = AB + \frac{1}{2}AB + CDです。
5CD=32AB5CD = \frac{3}{2}ABなので、CD=310ABCD = \frac{3}{10}ABです。
AB:BC:CD=AB:12AB:310AB=10:5:3AB:BC:CD = AB : \frac{1}{2}AB : \frac{3}{10}AB = 10:5:3
**問題2 (1)**
AB//DFAB // DFより、ABCFGC\triangle ABC \sim \triangle FGCです。したがって、AC:FC=BC:GCAC:FC = BC:GC となります。
また、ABEFDE\triangle ABE \sim \triangle FDEです。したがって、AB:FD=AE:FEAB:FD = AE:FE となります。
AC:AF=2:7AC:AF = 2:7より、AC=2xAC = 2xAF=7xAF = 7xとおくと、CF=AFAC=7x2x=5xCF = AF - AC = 7x - 2x = 5xです。
したがって、AC:CF=2x:5x=2:5AC:CF = 2x:5x = 2:5です。
DE:EF=4:1DE:EF = 4:1より、AE:EF=AFEF:EFAE:EF = AF-EF:EFです。
AF=72ACAF = \frac{7}{2}ACなので、AE:EF=(72ACEF):EFAE:EF = (\frac{7}{2}AC - EF):EF
ここで平行線と線分の比の定理より、AB/FD=AE/EF=AC/CFAB/FD = AE/EF = AC/CF
AB:FD=AC:CF=2:5AB:FD = AC:CF = 2:5
**問題2 (2)**
AB//DFAB // DFより、ABCFGC\triangle ABC \sim \triangle FGCです。したがって、AC:FC=BC:GC=2:5AC:FC = BC:GC = 2:5 となります。
ABEFDE\triangle ABE \sim \triangle FDEより、AB:FD=AE:EF=AC:CF=2:5AB:FD = AE:EF = AC:CF = 2:5です。
DE:EF=4:1DE:EF = 4:1なので、ADBFの交点をGとすると、AD と BF の交点を G とすると、\triangle ABG \sim \triangle FDG$です。
よって、BG:GF=AB:FD=2:5BG:GF = AB:FD = 2:5です。
FDE\triangle FDEにおいて、DE:EF=4:1DE:EF = 4:1です。
メネラウスの定理より、
ACCF×FEED×DGGA=1\frac{AC}{CF} \times \frac{FE}{ED} \times \frac{DG}{GA} = 1
25×14×DGGA=1\frac{2}{5} \times \frac{1}{4} \times \frac{DG}{GA} = 1
DGGA=10\frac{DG}{GA} = 10
したがって、AG:GD=1:10AG:GD = 1:10 です。
BG:GEBG:GE を求める。
ABEFDE\triangle ABE \sim \triangle FDEより、BE:DE=AE:FEBE:DE=AE:FEです。
また、AE:FE=AFEF:EF=72ACEF:EFAE:FE = AF-EF:EF = \frac{7}{2}AC - EF:EF
DE:EF=4:1DE:EF = 4:1より、DE=4EFDE = 4EF
AE/EF=2/5=AB/FDAE/EF = 2/5 = AB/FD
AG:GD=1:10AG:GD = 1:10より、AG=xAG = xGD=10xGD = 10xとおける。
BG:GEBG:GEを求めるために、再びメネラウスの定理を使用します。ADE\triangle ADEと直線BFBFについて、
AFFC×CGGD×DBBA=1\frac{AF}{FC} \times \frac{CG}{GD} \times \frac{DB}{BA} = 1が成り立ちます。
**問題2 (3)**
ABCFGC\triangle ABC \sim \triangle FGCより、AC:FC=CG:BC=AG:FG=2:5AC:FC = CG:BC = AG:FG = 2:5です。
AC:AF=2:7AC:AF = 2:7なので、CF:AC=5:2CF:AC = 5:2です。
AC:CG:GFAC:CG:GFを求めるためには、CG:GFCG:GFを求める必要があります。
AG:FG=2:5AG:FG = 2:5なので、AF=AG+GFAF = AG + GFなので、
AC:CG:GF=AC : CG : GF =

3. 最終的な答え

問題1 (1): AB:BC:CD=4:6:3AB:BC:CD = 4:6:3
問題1 (2): AB:BC:CD=10:5:3AB:BC:CD = 10:5:3
問題2 (1): AB:FD=2:5AB:FD = 2:5
問題2 (2): 計算中
問題2 (3): 計算中

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