初項が10、公差が-3の等差数列$\{a_n\}$について、以下の2つの問いに答える。 (1) -53は第何項か。 (2) 初めて-100より小さくなるのは第何項か。

代数学等差数列数列一般項不等式
2025/7/25

1. 問題の内容

初項が10、公差が-3の等差数列{an}\{a_n\}について、以下の2つの問いに答える。
(1) -53は第何項か。
(2) 初めて-100より小さくなるのは第何項か。

2. 解き方の手順

(1) 等差数列の一般項の公式は an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d である。ここで、a1a_1は初項、ddは公差、nnは項数である。この問題では、a1=10a_1 = 10d=3d = -3なので、an=10+(n1)(3)=103n+3=3n+13a_n = 10 + (n-1)(-3) = 10 - 3n + 3 = -3n + 13 となる。
an=53a_n = -53 となる nn を求める。
53=3n+13-53 = -3n + 13
3n=13+533n = 13 + 53
3n=663n = 66
n=22n = 22
(2) an<100a_n < -100 となる nn を求める。
3n+13<100-3n + 13 < -100
3n<113-3n < -113
3n>1133n > 113
n>1133=37.666...n > \frac{113}{3} = 37.666...
nn は整数なので、n=38n = 38 が初めて-100より小さくなる項である。

3. 最終的な答え

(1) 第22項
(2) 第38項

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