袋の中に赤球3個、青球2個、白球1個が入っている。この袋から球を1個取り出し、色を確認してからもとに戻すという試行を3回繰り返す。3回とも同じ色の球が出る確率を求める。

確率論・統計学確率反復試行組み合わせ
2025/7/25

1. 問題の内容

袋の中に赤球3個、青球2個、白球1個が入っている。この袋から球を1個取り出し、色を確認してからもとに戻すという試行を3回繰り返す。3回とも同じ色の球が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、袋の中の球の総数は 3+2+1=63 + 2 + 1 = 6 個である。
次に、3回とも同じ色の球が出る確率を、各色ごとに計算する。
- 3回とも赤球が出る確率:
1回の試行で赤球が出る確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2}
したがって、3回とも赤球が出る確率は (12)3=18(\frac{1}{2})^3 = \frac{1}{8}
- 3回とも青球が出る確率:
1回の試行で青球が出る確率は 26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3}
したがって、3回とも青球が出る確率は (13)3=127(\frac{1}{3})^3 = \frac{1}{27}
- 3回とも白球が出る確率:
1回の試行で白球が出る確率は 16\frac{1}{6}
したがって、3回とも白球が出る確率は (16)3=1216(\frac{1}{6})^3 = \frac{1}{216}
3回とも同じ色の球が出る確率は、これらの確率の合計である。
\frac{1}{8} + \frac{1}{27} + \frac{1}{216} = \frac{27}{216} + \frac{8}{216} + \frac{1}{216} = \frac{27+8+1}{216} = \frac{36}{216} = \frac{1}{6}

3. 最終的な答え

16\frac{1}{6}

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