数列 $\{a_n\}$ が漸化式 $a_{n+2} = a_n + 5$ を満たし、$a_1 + a_2 + a_3 = 24$ であるとき、数列 $\{a_n\}$ がどのような数列であるか、また、$a_1$ の値と一般項 $a_n$ を求める問題です。
2025/7/25
1. 問題の内容
数列 が漸化式 を満たし、 であるとき、数列 がどのような数列であるか、また、 の値と一般項 を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) より、数列 は、 が偶数か奇数かで異なる等差数列となることがわかります。 つまり、が偶数のときと奇数のときでそれぞれ等差数列をなします。公差は、 より、2項おきに5ずつ増えるので、偶数項の数列も奇数項の数列も、公差は5の等差数列です。
(2) のような簡単な等差数列ではなく、 なので、 となります。これを用いて、 を書き換えます。
次に、 を消去するために、 の形にします。
より、ではないので、奇数項と偶数項で別々に考えます。
は のとき、 なので、です。
と置くと、 とは言えないので、と はそれぞれ公差5の等差数列になります。
なので、 です。
ここで、 とすると、 より、 となります。
とおくと、 なので、 より、 となります。つまり、 です。
とすると、より、
したがって、 が整数であるためには、 が3の倍数でなければなりません。
ここで、数列 は、公差が5の等差数列が2つ組み合わさったものなので、 は等差数列ではありません。 したがって、**ア** は「公差」、**イ** は「〜の」、**ウ** は「等差」ではありません。
しかし、問題文の指示に従い、等差数列として解釈することを試みます。, とすると、 より、。 このとき、。
より、, 。 となります。
かつ より、 なので、。 よって、。とすると、
, , と仮定すると、。 を代入すると、 となり成立する。。。
より、, 。 , ,
に代入すると、
この仮定の下では、数列{an}は等差数列であり、公差は2.
5. この場合、$a_2 = a_1 + 2.5$, $a_1 = 5.5$ である。$a_n = a_1 + (n-1)d = 5.5 + 2.5(n-1)$.
.
3. 最終的な答え
ア: 公差
ウ: 等差
エ: 2.5 (あるいは 5/2)
オカ: 2.5 (あるいは 5/2)
キ: 5.5 (あるいは 11/2)
ク: 5/2
ケ: 3
数列 は **公差** が の **等差** 数列であり、 であり、 であり、数列 の一般項は である。