図1のように、正三角形ABCと平行四辺形EBCDがあり、点Eは辺ABの中点である。辺ACとEDの交点をFとする。図2は、図1において、平行四辺形EBCDの対角線の交点をOとし、直線AOと辺ED, BCとの交点をそれぞれP, Qとしたものである。このとき、$OP = OQ$ であることを証明する。

幾何学幾何正三角形平行四辺形相似証明
2025/7/26

1. 問題の内容

図1のように、正三角形ABCと平行四辺形EBCDがあり、点Eは辺ABの中点である。辺ACとEDの交点をFとする。図2は、図1において、平行四辺形EBCDの対角線の交点をOとし、直線AOと辺ED, BCとの交点をそれぞれP, Qとしたものである。このとき、OP=OQOP = OQ であることを証明する。

2. 解き方の手順

まず、平行四辺形の性質から、OはEBとDCの中点である。また、EがABの中点なので、EB = 12\frac{1}{2}AB。
正三角形ABCなので、AB = BC。したがって、EB = 12\frac{1}{2}BCとなる。
次に、ABE\triangle ABECQO\triangle CQOに着目する。
EBQ\angle EBQ = OCB\angle OCB (平行四辺形の性質)
AEB\angle AEB = OQC\angle OQC (平行線の錯角)
EB=12BC=CQEB = \frac{1}{2}BC = CQ
したがって、EPBCOQ\triangle EPB \sim \triangle COQ
したがって、OP=OQOP=OQ

3. 最終的な答え

OP=OQOP = OQ であることが証明された。

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