各連立一次方程式について、拡大係数行列を作成し、行基本変形(行の入れ替え、行の定数倍、行の定数倍の加算)を行い、階段行列(または簡約化された階段行列)に変換します。その後、得られた方程式を解きます。
(1)
拡大係数行列は [213−1−12]。 行を入れ替えて [12−132−1]。 2行目から1行目の2倍を引いて [10−152−5]。 2行目を5で割って [10−112−1]。 1行目に2行目を足して [10011−1]。 よって、x1=1, x2=−1。 (2)
拡大係数行列は [312−208]。 行を入れ替えて [13−2280]。 2行目から1行目の3倍を引いて [10−288−24]。 2行目を8で割って [10−218−3]。 1行目に2行目の2倍を足して [10012−3]。 よって、x1=2, x2=−3。 (3)
拡大係数行列は 1−10201−13−228−4。 2行目に1行目を足して 100221−12−2210−4。 2行目を2で割って 100211−11−225−4。 3行目から2行目を引いて 100210−11−325−9。 3行目を-3で割って 100210−111253。 2行目から3行目を引いて 100210−101223。 1行目に3行目を足して 100210001523。 1行目から2行目の2倍を引いて 100010001123。 よって、x1=1, x2=2, x3=3。 (4)
拡大係数行列は 12−1112−13−414−2。 2行目から1行目の2倍を引いて、3行目に1行目を足して1001−13−15−512−1。 2行目を-1倍して、100113−1−5−51−2−1。 3行目から2行目の3倍を引いて100110−1−5101−25。 3行目を10で割って100110−1−511−21/2。 2行目に3行目の5倍を足して100110−10111/21/2。 1行目に3行目を足して、1行目から2行目を引いて1000100011/21/21/2。 よって、x1=1/2, x2=1/2, x3=1/2。